ズバリ直球勝負 … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)
あっという間の1週間が終わり週末です。このところ、時間がたつのが速い速い。年とったのかなぁ…。明日からは、月曜日の「海の日」もくっついた三連休。気分も軽く、横浜の会社から、自宅に向かいます。
途中、西武新宿線の沼袋(ぬまぶくろ)駅で途中下車。向かう先は、先日、雨の中をやってきたのに満席で入れなかった「ホルモン」です。今日はどうかな。
「ホルモン」のある路地は、「ホルモン」の手前でやわらかくカーブしていて、そのカーブを曲がるまで店の様子がわかりません。しかし、そこを曲がると、のれんの下、引き戸のガラス越しに、ずらりと並んだお客さんの背中が見えるのです。お。まだけっこう空いてそう。7時半なので、1巡目のお客さんたちが一段落した頃合いなのかな。
ガラリと引き戸を開けて「こんばんは」と店内へ。手前側カウンターの一番左端、焼き台のところに座ろうとすると、店主が「そこは熱い席だから、ひとつ横にずれたほうがいいですよ。そこしか空いてないときはしょうがないんですけどねぇ」と笑いながら教えてくれます。おすすめにしたがって、ひとつ内側にずれて、さっそくビールとおしんこを注文です。ビールは、今日は大きいほうをもらいましょうか。ラガーをお願いします。
ビールは大瓶の場合は、サッポロのラガーもしくは黒ラベルが選べて490円。小瓶だと黒ラベルだけで310円です。おしんこ(100円)は、今日はキュウリです。おしんこはほとんどのお客さんが注文する人気の品です。
それじゃ、例によってレバーとコブクロのちょい焼きを2本ずつお願いしましょうね。もつ焼きはすべて1本100円です。
この店は、もつの刺身こそないものの、このレバー、コブクロのちょい焼きはそれをおぎなって余りある一品ではないかと思っているのです。なにしろ、ちょっと火が通ったことで、表面のプリッと感が増している上に、内部はほとんど刺身状態ですからねぇ。
飲み物のほうは、焼酎(210円)にしましょうか。冷蔵庫でキリッと冷えた焼酎が、グラスからあふれるまで注がれます。表面をちょっとすすっておいて、あいたすき間に角瓶の梅シロップです。あぁ。んまいっ。
8時を回ると、店内もほぼ満席。みなさんおいしそうにもつ焼きをほおばっています。こんなに暑いんだけど、煮込み(290円)は相変わらずの人気。飲み物は、酎ハイやウーロンハイ、焼酎水割りなども人気があるようです。
私も焼酎に合わせてオッパイとアブラを焼いてもらいましょうか。2本ずつ、塩でお願いします。オッパイとアブラは、ともに脂のうまみと、それぞれプリプリ感(オッパイ)、クニュクニュ感(アブラ)が楽しめます。
まわりの人たちの注文を聞いていると、内臓系で人気が高いのはシロ、ヒラ、テッポウです。シロは小腸、テッポウは直腸、そしてヒラはその中間なのだそうです。タレ焼きでいただいている人が多いようですね。ヒラは他のお店であまり聞いたことがない品です。もしかすると別の名前で出てるのかな?
焼酎をおかわりして、最後にさっぱりと冷奴(250円)をいただこうかな。
このところ、自分の中で冷奴ブームが起こっていて、自宅でも、居酒屋でも、酒の肴(さかな)に冷奴をいただくことが多いのです。子どものころは、まったく味がないように感じて、あまり好きではなかったのですが、大人になって、お酒を飲むようになってからどんどん好きになってきたもののひとつです。最近は、いい作りの豆腐が増えてきているようで、心のそこから「うまいっ」と思えるものに出会うことも多いのもうれしいところですね。
今日は、約1時間半の滞在で、2,060円でした。お客さんが多かったので、注文回数を少なくして、ズバリと自分の好物だけを食べちゃいました。あぁ、おいしかった。どうもごちそうさまでした。
| 固定リンク | 0
コメント