楽しさたっぷり … バー「ペルル」(鷺ノ宮)
沼袋の「ホルモン」をあとに鷺ノ宮へ。今日の2軒目はバー「ペルル」です。
金曜日、午後9時過ぎの店内は、6割程度の入り。「ペルル」は遅い時間ほどお客さんが多くなってくるので、これからですね。L字(左右は逆)カウンターの中央付近に陣取ります。
この店にくると最近は水割り(350円)をいただくことが多いのですが、今日は久しぶりにハイボール(たぶん450円)をいただきましょうか。ハイボールも、銘柄を指定しない場合は、この店のハウス・ウイスキーらしき「ブラック・ニッカ」が使われます。
このところ、あまり書いていませんが、個人的なジャパニーズ・ウイスキー・ブームはまだ続いていて、自宅では主として「サントリー角瓶」の水割りやハイボールを、そして横浜の単身赴任寮では「ブラック・ニッカ」のストレートを、チェイサーのお水とともにちびりちびり飲(や)ることが多いのです。やわらかい甘みと香りが、ジャパニーズ・ウイスキーの特徴で、これはサントリーにもニッカにも共通しているようです。ピート(泥炭)による薫製の香りがないからかな。
マスターから「Nkさんからのいただきものです」と、小魚の釘煮(くぎに)が出てきます。これこれ。こういうのにまったく良く合うんですよねぇ、ジャパニーズ・ウイスキーは。ど~れ。「Nkさんいただきまぁ~す」と心の中でつぶやきながら、さっそく小魚に箸をのばします。
ふたり、ひとり、またひとりとお客さんが増えて、10時ぐらいまでには店内も満席状態に。ギターの上手なSzさんもやってきて、店の中にはギターの音色と、みんなの歌声が響きます。もちろん、歌わずにしゃべっている人、ひたすら飲んでる人と、それぞれが、それぞれに楽しめるのがバーのいいところ。生ギターの場合は、カラオケなんかと違って、店内に大音響が響き渡ることもないのがいいですよねぇ。
「ハイボール、おかわり」。すでに3杯目のハイボールです。だれかが、赤ワインを1本あけて、そのおすそわけも回ってきました。
今月の24日(土)には、またお店のお客さんたちで集まるイベントがあるらしく、私にも「どう?」と声をかけてくれたのですが、残念ながらちょうどその日から会社の夏休みで、田舎(愛媛)のほうに帰る予定なのです。
となりのカップルの男性から、「アレキサンダー」(500円)の注文が入ります。この店には毎月1品ずつテーマ・カクテルがあって、今月のカクテルが「アレキサンダー」なのです。「私もそれ!」と便乗注文。
「アレキサンダー」は、ジンとクリームをシェイクして作るカクテルで、とろりとしたクリーミィな舌ざわりの中に、ピリッとジンの強さを感じる不思議な一品。名前はよく知ってても、なかなか注文する機会がなかったカクテルなので、ちょうどいいチャンスでした。
そうこうしているうちに、もう閉店時間の11時半になり、飲んでる間にひとりずつ順番に会計です。私は今日は1,950円。
酒、話、歌の三拍子がうまく途切れたタイミングで、「じゃ、私はこれで。ごちそうさま。お先にぃ!」とあいさつしながら、店をあとにしたのでした。たっぷりと、楽しい夜でした。
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