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たっぷりと鳥もも焼き … 鳥料理「鳥平(とりへい)」(横浜・新杉田)

秋になって気候もよくなってきたので、またボチボチと横浜の職場界隈のお店にも行ってみましょうか。手始めの今日は、以前行っておいしかった鳥料理の「鳥平」です。このために単身赴任寮の夕食もキャンセルして臨んでますから、たっぷりといただきましょうね!

午後8時の店内は6~7割程度の入り。入って右手側に三つ並んでいるテーブル席は全部使われていますが、左手のカウンター席には3~4名程度しか座っていません。私もカウンターのまん中付近に陣取って、まずは瓶ビールを注文します。「瓶ビール(大瓶、650円)はキリンとアサヒがございますが」とおかみさん。店は基本的におやじさんとおかみさんの2人で切り盛りしており、ときどき息子さんが手伝いに出てくるようです。「キリンのほうでお願いします」。

なにしろ横浜は、日本のビール産業発祥の地。後にキリンビールとなったスプリング・バレー・ブルワリーが明治3(1870)年に開設された土地柄ということもあってか、たいていのお店にキリンビールが置かれているのです。

そのビールが出るよりも早く、お通しのひとつとして出されるのが湯呑みに入った鳥スープです。最後のシメでいただく鳥スープもいいのですが、こうやってしょっぱなに出てくるのもまたいいですね。浮いてるのは玉ネギを刻んだものでしょうか。コリコリッとした食感が心地よい。うすい塩味が泣かせますねぇ。

さらに追いかけるようにお通しの小鉢が2品。だだ茶豆と、もうひとつはキュウリとレタスのサラダです。だだ茶豆の濃い味わいがビールを進めますね。

「なにをお造りしましょうか」。カウンターの中のおやじさんから声がかかります。「ハツをお願いします」。前回来たときには鳥ハツはなかったように思うのですが、今回は「鳥はつ塩焼き(3本)」(450円)というメニューも増えています。なにしろ鳥ハツは大好物ですからねぇ。あれば必ず食べたい一品です。

ここの焼き鳥は、他にやきとり、もつやき、つくね焼、皮やきなどがあってそれぞれ3本一皿で450円。私のあとに入ってきたお客さんが「盛り合わせはないんですか」と尋ねたところ、「盛り合わせはありません。3本一皿のこちらのメニューだけなんです」という返事でした。1本1本注文できたほうが、いろんなものを食べることができていいんですが、焼き手の効率からすると1本1本はやりにくいんでしょうか。

炭火でほんわり焼き上げられた鳥ハツをいただきながら、飲み物は燗酒(400円)に切りかえます。日本酒は「鳥平」。店の名前をラベルに付けてもらったお酒なんでしょうね。本醸造と書かれています。チロリで燗づけられて、そのチロリのまま、竹のわっかに入って出てきます。

さて。ちょっとボリュームのあるものをいただいてみましょうか。「鳥もも焼き(700円)をお願いします。」「塩・タレは?」「塩でお願いします」。なるほど、もも焼きも塩・タレの味が選べるんですね。ちなみに「鳥もも揚げ」も700円で、こっちにもちょっと引かれたのですが、今日は「焼き」のほうにしてみたのでした。

「鳥もも焼き」は、注文してから炭火の上でじっくりと焼かれて出てきます。骨の先っぽにペーパーナプキンが巻かれて、お皿にはレモンのくし切りが添えられています。どれどれ。じゃ、豪快にかぶりつきますか。肉にはあらかじめ食べやすいように切り目が入っているので、がぶりとかじると、ちょうどその切り目のところで肉が分かれてきます。うぅ~っ。おいしぃ~っ。

肉をかじりつつ、お酒をちびりちびり。あ。お酒がなくなっちゃった。おかわりお願いしま~す。さすがにもも焼きはボリュームたっぷりですねぇ。

本当は最後に鳥ぞうすいかチキンライス(ともに850円)でしめて帰ろうと思っていたのですが、この時点でもうかなり満腹になってしまいました。本日はこれで終了。

約1時間の滞在で、今日は2,700円でした。どうもごちそうさまでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年10月6日(水)の記録》

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