ニッカのハイボール … バー「羊仔(ようこ)」(中野)
「北国」を出て、まずは博多ラーメンの「長浜食堂」(03-3385-8671、中野区新井1-2-10)へ。本当は、最後の仕上げにこの店に来ようと思っていたのですが、お腹がすいているため順番変更。先にラーメン屋にしたのでした。
「こってり長浜とんこつラーメン(619円)をふたつ、硬麺(かためん)でお願いします」。さっそく出てきたラーメンに、ゴマ、紅ショウガ、コショー、そしておろしニンニクをたっぷりと入れていっただきまぁ~す。友人は明日も仕事があるのでニンニクはやめておくとのこと。これが入ると入らないではうんと味が違うんだけどなぁ。
学生のころは自動車部に入っていて、夜なか中、福岡、佐賀の山中を走り回り、明け方近くに長浜屋台でラーメンを食べたものでした。この友人は、その屋台で「かえ玉5個」という大記録を持っていたのでした。「さすがに今はそんなに食えない」といいつつも、ふたりで替え玉を注文します。あぁ~。満足。
店を出て、再び中野駅方面に戻りつつバー「羊仔」です。
午後9時半の店内は先客はなし。やわらかくS字に曲がったカウンターには店主夫婦とそのおかあさん(大ママ)が座って談笑しているところ。「あ。いらっしゃいませ。久しぶりですねぇ」とニッコリと笑顔で出迎えてくれる3人。店主(マスター)とママさんがカウンターの中に移っておしぼりを渡してくれます。
われわれもどっかりとカウンター中央部に腰を落ち着け、私はハイボール(400円)を注文。友人は水割り(300円)を注文します。
ここのハイボールや水割りに使用されるウイスキーは、こちらから特に銘柄指定しなければニッカのクリアブレンドです。私が寮で飲んでいるのもこのお酒。とってもマイルドな味わいで、飲みやすいウイスキーなのです。ただ、寮で飲むときはほとんど水割りで飲んでるので、今日はハイボール(炭酸割り)をいただいてみたのでした。ハイボールにすると、炭酸のシュワシュワとした発泡があるからか、味も香りもよりわかりやすくなる感じがします。
友人はというと、学生時代に数カ月間、余市(よいち。ニッカの蒸留所があるところ)の近くの牧場でバイトをしていたこともあって、ニッカはとてもなつかしいお酒なのだそうです。「今日はホワイトの水割りといい、ニッカの水割りといい、なつかしくておいしいなぁ」と友人。「いつもはなにを飲むの?」「ふだんは車で会社に行ってることもあって、ほとんど飲まない」とのこと。会社にもけっこう長時間いるようで、晩酌の時間もとれない様子です。
それぞれ2杯目をおかわりしたところで、マスターから「なんかちょっとつまむものでもお出ししましょうか? お腹はすいてますか?」「いや、さっき食べてきたからお腹はすいてません」と答えると、ピーナッツや豆菓子、あられなんかを盛り合わせたお皿(たぶん500円)を出してくれました。
この店では、約2時間の間にもう1杯ずつ、都合3杯ずつの水割りとハイボールをいただいて、ふたりで2,600円(ひとりあたり1,300円)でした。どうもごちそうさま。
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コメント
飲んだ後のトンコツは最高ですね。
でも、本音をいうと最初の3口でおしまいというサイズがあればよいと思うのです。
ご商売だから、そういうミニミにサイズは難しいと思うのですけれども。
投稿: 35式 | 2006.03.19 16:45
私もボリュームが多すぎると感じることも多々あります。>35式さん
博多にいたころ食べていた長浜ラーメンは、けっこう小ぶりだったのですが、都内でいただく博多ラーメンは、普通の大きい器で出てくることがおおいですよねぇ。
投稿: 浜田信郎 | 2006.03.19 23:07