今月の夕食会はカワハギ … 居酒屋「竹よし(たけよし)」(都立家政)
「竹よし」は、第37回目となる夕食会です。今日のテーマはカワハギなんですが、それだけじゃさみしかろうと店主(マスター)が選んだのが生ガキと秋サバの棒寿司。カワハギは三崎産、生ガキは三陸産、そしてサバは三重産と、“三”のつく産地3つのそろい踏みとなったのでした。
このところ、台風に見舞われたりしたこともあって人数が少ない会が続いていたのですが、今日は久しぶりに13人という満席状態です。(ギッチリと詰めれば14人は入れるそうです。)
まずは例によって生ビール。つまみはママの手料理からはじまります。チコリにのってるのはひとつはトンブリ。もうひとつは玉子の黄身の味噌漬けです。
今日のポジションはカウンターの一番奥。となりにはItさん、そのまたとなりにはTa奥さん、そしてTkさんと常連さんが居並びます。もちろんメンバーは常連さんばっかりではなくて、新しくいらっしゃった方々もいるのですが、たまたまこの付近がそういう並びになっているのでした。
うしろのテーブルのほうにも、最近はめっぽう役者稼業のSkさんと、Skさんが元いた会社の女性社員の方(みんなからは“Skさんの愛人”なんてからかわれてますが、Skさん本人は一所懸命否定しています。)、さらには大常連Tmさんおよびその御一行の方々もずらりとそろって、いつものように地元のご隠居Ssさんも入って盛り上がりはじめます。
出てきたのは三崎産カワハギの刺身です。もちろんキモの小皿付き。この小皿に醤油を入れて、キモをよぉ~く溶いていただきます。ん~。カワハギだけだとさっぱりと淡白な白身なんだけど、キモと混ぜ合わせることで濃厚な味わいになりますねぇ。
これは日本酒を合わせなきゃね。私の座っているカウンターの一番奥は、すぐ横が日本酒の保冷庫。夕食会のときは飲み放題なのです。さて、どれにしようとながめていると、うしろのTmさんから「今日はいいお酒がありますよ」と声がかかります。ん?とTmさんのほうを見てみると、なんと「酔鯨(すいげい)」のいつもとは違うバージョン。どうやらTmさんが持ち込まれたようです。さっそくごちそうになることにしました。私と同じ四国生まれのお酒(「酔鯨」は高知の酒)ということもあってか、このお酒はとっても好きなお酒のひとつです。
そこへ出てきたのは三陸産の殻付き生ガキ。これもまた、見た目からすでにおいしそうですねぇ。まず1個目はいつものようになにもつけずにそのままツルリ。この塩味が絶妙です。
こうやってメインの魚介類をいただいている間も、ママの手料理は常に大皿にど~んと用意されていて、いつでもちょいちょいとつつくことができます。たとえば厚揚げの煮たものや、さっぱりモヤシのおひたし風、野菜入りさつま揚げや春巻、さらにはゴボウ煮やポテトサラダ、そしてズワイガニなどなど。こちらもこちらで、お酒が進む逸品ぞろいなのです。
そして三重産の秋サバが棒寿司になって登場します。これはまた、きれいなサバですねぇ!
お酒のほうも「酔鯨」がなくなったので、次は「天狗舞(てんぐまい)」の山廃仕込み純米酒です。これもいいお酒です。いつもはビール中心のYkさんも、「これなら大丈夫」と日本酒に切りかえます。本当にすっきりと入ってくる日本酒です。
最後の締めははカワハギの鍋。飲んで、食べて。ヘロヘロになりながら一次会はお開き。このあと、有志4人で「ピュアー」での二次会だったのですが、これはもうほとんど記憶にないくらいよく飲んだ夕食会でした。
ますます冬が近づいてきて、来月の夕食会(12月11日(土)予定)も楽しみですね。
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