台湾料理で新年会 … 台湾料理「龍(りゅう)」(東小金井)
1月3日の今日は、パソコン通信のフォーラムの新年会で東小金井の台湾料理屋、「龍」です。
私がパソコン通信をはじめたのは今から14年前。平成2(1990)年の8月です。当時はインターネットなどもまったく普及しておらず、わが家からモデムを介して接続するパソコン通信での情報交換はまるで新しい世界のような気がしていたものでした。
そんなパソコン通信のフォーラムも、ニフティでのサービスは今年の3月末までに終了。すべてウェブ上での展開(インターネットでの利用)に一本化されます。時代の流れを感じますね。
情報交換の手段はパソコン通信からインターネットに移り変わっていったものの、そのインフラの上でのやり取りを通して行われる人と人との交流はちっとも変わりません。今日もそんな仲間が6人集っているのです。
まずはビール(キリンラガー、中ビン)をもらって乾杯です。お通しは皮付きのままのピーナッツを揚げたもの。そして冷製前菜の三種盛り(蒸し鶏、焼き豚、クラゲ酢)が出されます。
ここは台湾料理店というものの、店の雰囲気はどっちかというと定食屋さんとかラーメン屋さんといった印象。何度かこの店に来ていますが、いつもここでガンガン飲んでるのはわれわれのグループだけで、ほかの人は大体食事に来てるのです。しかし、店内に紹興酒のボトルもずらりとならんでいるところを見ると、われわれ以外にも飲みに来る人はいらっしゃるようですね。店内のメニューにしても、いかにもつまみといった感じのものも多いのです。
店内はカウンター席とテーブル席で構成されていますが、テーブル席のほとんどは2人卓。店内右手側に4人卓が2つあり、大勢で来るとこちら側になります。今日は6人なので、その4人卓を2つくっつけて、都合8人分のテーブルにして使っているのでした。
続いて出てきたのは牛の胃(ハチノス)の辛煮と腸詰(ちょうづめ)です。こういう内臓料理がまたうまいんですよね。腸詰は薄くスライスしたものを油で揚げて、たっぷりの白髪ネギの上に盛られています。台湾の腸詰はほんのりと甘いのが特徴です。
さらにはイカ団子や手羽先、豚足。イカ団子は熱々に揚げた団子を好みに応じてケチャップか塩コショウをつけていただきます。手羽先は醤油漬け。そして豚足はとろみをつけて煮込んだもの。これがまたうまいのです。
飲み物は紹興酒に切りかえます。紹興酒も何種類か置いてあるのですが、陳年5年の黒ラベルの「淡麗紹興酒」(1本、2,500円)のものがこのところの好み。「冷やのまま飲みたい」という方もいて、1本は冷やのままで、そしてもう1本は瓶ごと燗をつけてもらって、都合2本を出してもらいます。
料理の値段は1品あたり400~700円くらいのものが多くて、量もけっこう多いのです。他の中華料理・台湾料理もそうなんですが、ひとり、ふたりで行くよりは大勢で行って品数多く楽しみたいですね。
つまみのほうはさらにナスの辛煮に焼餃子、中華やっこをいただきます。燗の紹興酒もさらに1本追加して飲みすすみます。
最後に焼きビーフンとソース焼きそばをいただいてお腹を満たします。ここの焼きビーフンがまた細い麺に中華風のスープがよくからんでおいしいんですよね。
お勘定をお願いすると、デザートの杏仁豆腐がサービスされます。6人で18,970円(ひとりあたり3千円強)。たっぷりと4時間の新年会でした。
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