水割りをたっぷりと … バー「ペルル」(鷺ノ宮)
「ホルモン」を出て電車で鷺ノ宮へ。金曜日だからもうちょっと飲んで帰ろうかな。そういえば先日来飲んでる「ペルル」のブランコニッカ(クリスマス作品として壁にぶら下げられたブラックニッカのこと)。そろそろ空くんじゃないかなぁ。次を入れに行くとしましょうか。
「こんばんは」と店に入ると、午後9時過ぎの店内はなんと先客が3人。男女ふたり連れと、男性ひとり客です。こんなに先客が少ない「ペルル」も久しぶりですねぇ。
じゃ、さっそく壁からブランコニッカをはずしてと。あれっ? まだ8分目くらいあるなぁ。だれかが入れてくれたのかな? ちなみにこのボトルは、元々の名義人であるにっきーさんの他、ねもねもさん、寄り道さん、そして私という4人の連名ボトルになっているのです。空けた人が次を入れるということになってるんだけどなぁ。私なんか全然入れたことがないぞ…。
ま、いいか。入れていただいた方に感謝しつつ、今日は水割りでいただきましょうか。すぐにグラスと氷セット(500円)が用意されます。水はカウンターの上にいつも置かれているので、それで水割りが作れるのです。
この店はお酒だけを飲んでる人も多くて、特につまみを注文することは強要されません。でも、ここの枝付き干しブドウ(300円)のファンなので、今日もそれをもらいましょうか。強要はされないものの、つまみのメニューもけっこう種類があって「なにか食べたいなぁ」といった場合でも困ることはありません。マスターのオリジナル料理が多いのも特徴のひとつです。以前いただいた「あさぶろ」なんかもそのひとつですね。
水割りを2杯くらいいただいたところへ入ってきた男女ふたり連れ。業界では「超」がつくくらい有名人らしいんだけど、他の業界である私も含めて、この店のほとんどのお客さんはここで飲んでる姿しか知らない様子。どんな著名人も、酒場ではごく普通のお客さんでしかないというのがまたおもしろいし、本人たちも気が楽なんじゃないでしょうか。
このふたりはワインを注文。このお店ではマスターがとってもワイン好きだからかワインを注文する人も多いのです。そのワインも数種類おいてあって、1,500~2,500円くらいとそれほど高くないのです。まず自分たちで注いで、マスターとお店のおねえさんにも1杯ずつ、そして「みなさんも手伝ってね」とわれわれにも1杯ずつ注いでくれます。ここでワインを飲む場合、こういう飲み方をされる人が多いのです。すごい場合には「それじゃ、こちらもお返しを」なんて別の人がまたワインを注文して、それもまたみんなにも回ってきたりして、いただいたワインだけですっかり酔っぱらっちゃったりするくらい。
ウイスキーを軽く飲んで帰る予定が、気がつけばもう閉店時間。なんだか腰を据えて酔っぱらっちゃいましたねぇ。どうもごちそうさま。今日のお勘定は800円でした。
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