すっかり泥酔 … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)
二次会はひと駅となりの「秋元屋」。土曜日夜の店内は大勢のお客さんで盛り上がっていますが、われわれ8人は表のテラス席に陣取ります。
店主自ら注文を取りに来てくれます。今日も焼き台は修業終了間近の三浦さんが担当されてて、店主は外回りを見ながら、ときおり三浦さんに指示を出しているようです。
まずは飲み物を各自思い思いに注文。私はホッピーをいただくことにしました。
料理のほうはjirochoさんたちが代表で注文してくれます。ガツ酢、煮込み、ポテサラなど、この店の人気メニューをずらりと注文し、「あと、やきとんはおまかせでお願いします」とjirochoさん。なるほど。「おまかせで」という注文もできるんですね。
このページでは、鳥を焼く店を「焼き鳥屋」と漢字表記、豚のモツを焼いている店を「やきとり屋」とひらがな表記して呼び分けてますが、辞書(新明解国語辞典)で「焼(き)鳥」を調べると『小さく切った鶏(トリ)肉を串(クシ)に刺して焼いた料理。〔広義では、もつ焼きをも指す〕』となっています。だから広義の側でとれば、もつ焼きも「焼き鳥」と呼んでいいんですね。
和英辞典(新和英中辞典)によると「焼き鳥」は「grilled meat on a stick; roast chicken.」となっていて、先ほどの広義の意味合いのほうが先に来ているくらいです。
「秋元屋」の看板は「やきとん」となっているのですが、これは辞書にはない言葉。でも「うちは鶏ではなくて、豚を焼く店なんだよ」ということがよくわかります。
やきとん以外のサイドメニューの豊富さもこの店の特長のひとつ。大衆酒場の定番、ポテトサラダ、マカロニサラダをはじめ、お新香やキャベツ、もずく、焼きコロッケなどなどが100~300円くらいで勢ぞろいしているのです。
飲み物のほうも、私はホッピー、日本酒(菊正宗)、トリハイ(トリスのハイボール)などをいただくことが多いのですが、実は日本酒も各種地酒がずらっとそろっているほか、焼酎もいろんな銘柄のものを置いていて、酒好き、焼酎好きの人たちにも人気があるようです。
実際、今日のメンバーも日本酒好きの人が多いので、みなさん思い思いにいろんなお酒を楽しんでいるようです。
そろそろ腰をあげましょうかというころになって、「こんばんは」と店に入ってこられたのは青地さんです。あらあら。こんばんは。
青地さんは森下賢一さんの句会に、吉田類さんらとともに参加されていて、森下、吉田両氏とも親交が深い。昨年12月には青地さんが森下さん、吉田さんとご一緒させていただく場を段取りしてくれたのでした。(そのときの記録)
お勘定を済ませて、野方駅へと向かうみなさんを見送り、私は青地さんとともに、今度はカウンターにすわってちょいと一杯飲みなおし。
完全に酔ってる上に、さらに酔いを積み重ねて、完全にヘロヘロ状態で青地さんとともに店を後にしたのでした。
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