活じめ穴子スペシャル … 居酒屋「竹よし(たけよし)」(都立家政)
東京地方の桜も満開に咲き誇った今日(4月9日)は「竹よし」の第42回となる夕食会「江戸前の活じめ穴子スペシャル」です。ここ数ヶ月の満席盛況状態からうって変わって今回は参加者も7名と、満員御礼(13名)の状態からすると半分ほどの状態。まずは例によって生ビールからスタートです。
カウンター上の大皿にはジャガ明太、セロリサラダ、ナス味噌炒めなどが大皿に並び、枝豆も出ています。そうかぁ。今年も枝豆の季節になっちゃったんですね。ビールの間は枝豆を中心にいこうかな。私にとって今シーズン初の枝豆です。
「これからテレビなどでも穴子が取り上げられることが多くなると思います。今日はその季節に先駆けて穴子をたっぷりと召し上がっていただきたいと思います」と穴子づくしのスタートです。最初は穴子を芯にして作った玉子焼きです。穴子巻きとでも呼ぶのかなぁ。う巻き(うなぎの玉子焼き)もうまいですが、穴子もいいですねぇ。
穴子には目や肌によいビタミンAが豊富に含まれていて、100グラム(約1匹分)いただけば1日分の必要量をまかなうことができるのだそうです。他にはカリウム、カルシウムといったミネラル分も多い。この特長はウナギも同じ。両者の大きな違いは脂肪分なのだそうです。穴子の脂肪分はウナギの半分。カロリーは3分の2程度。さっぱり元気な穴子と、アブラギッシュで元気なウナギ。そんな切り分けになるのかな。
続いては穴子の刺身です。たしかに脂分はそれほど多くなくて、けっこうしっかりとした歯ごたえです。これもまた全身これ縁側(えんがわ)といった感じの刺身ですねぇ。
お酒のほうも日本酒(冷酒)に切り換えます。今日は大常連のSsさんから「雪下香梅(せっかこうばい)」(「越乃日本桜」の大吟醸)の差し入れがあり、それを中心に例によっていろんな銘柄のお酒を次々と…。
そして出てきたのは穴子の押しずしです。これは普段も「竹よし」のメニューに載っていることが多い一品。照りのあるタレが実にうまい一品です。
さて今日の出席者。先ほどもご紹介した大常連のSsさんのほか、これまた大常連の小悪魔・Ykちゃん。「しげるのチャンネル」のブログ作者・しげるさん。夕食会に初参加されたのはhaluoさん、にっく郎さんのおふたりです。haluoさんはお目にかかるのも今日がはじめてですが、にっく郎さんには以前お会いしている様子。去年の9月にここで穴子の押しずしをいただいたときに、カウンターの奥に座っていてお持ち帰り用の穴子の押しずしを作ってもらっていたのが実はにっく郎さんだったそうなのです。そしてもうひとり、人数が少ないと聞いて急きょ参加してくれたのはふじもとさん。ふじもとさんも「金曜日の男」と呼ばれるほどの大常連さんです。
穴子の白焼きの登場です。ウナギの白焼きもそうですが、白焼きは本当にいいつまみになりますよねぇ。お酒がどんどん進みます。醤油のさっぱりとした風味がいいのかなぁ。
そして天ぷら。穴子は1本丸々を天ぷらにしたものがひとりに1本ずつついているほか、季節の野菜天もたっぷりと添えられます。なんとSsさんは天丼にしてもらってる! これもうまそうですねぇ!
ママさんが穴子の刺身をササッと炒めてピリッと辛めのソースに絡めた一品を作ってくれます。さらに残っていたセロリもエビと一緒にサササと調理して中華風に。この機転がママさんならではですね。お腹いっぱいになりかかっていたのに、味が変わるとまた食べられるのです。
今日もまた9時半ごろまでワイワイと過ごして夕食会終了。毎月第2土曜日が夕食会なので、次回は5月14日の予定です。5月はなんでしょうねぇ。今から楽しみです。
| 固定リンク | 0
コメント