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阿佐ヶ谷探訪 … バー「アルフォンソ(Alfonso)」(阿佐ヶ谷)

せっかくまりっぺさんたちが阿佐ヶ谷まで遠征してきてくれているので、阿佐ヶ谷駅近くで2軒目のお店を選びます。まずは先日「寄り道Blog」で紹介された「葉山房(はざんぼう)」をのぞきますが、残念ながら今日は休み。この並びのドイツパブ「G.G.C」もいい店なんですが、こちらも休み。なにしろ日曜日ですからねぇ。

「そうだ。アルフォンソは年中無休ですよね」と、阿佐ヶ谷駅北口のバー「アルフォンソ」に向かいます。あぁ、よかった。ちゃんと開いてるし、席も空いてました。ずらりと5人でカウンターに並びます。

それぞれ思い思いにバーボンソーダやカクテルなどをいただきます。私は「シーバスリーガル(Chivas Regal)」(700円)をいただこうかな。水割りなんだけど氷無しで、1対2くらいの濃さでお願いします。「それじゃ、常温のお水でお作りしましょうね」とニッコリと微笑むマスター。慣れた手つきで美しくボトルを扱います。バーの中での動作はカウンターのお客さんから注目の的ですもんね。

「はい。お待たせしました」。シーバスリーガルはスコットランドのスペイサイド(スペイ川の流域)で造られたブレンデッド・ウイスキー。この地方に現存する最古の蒸留所である「ストラスアイラ蒸溜所」のモルト原酒「ストラスアイラ(STRATHISLA)」を核にして、その他に「ロングモーン(LONGMORN)」「グレングラント(GLEN GRANT)」「グレンリベット(THE GLENLIVET)」「グレンキース(GLEN KEITH)」という合計5種類のモルトウイスキーをキーモルトとしてブレンドされたお酒なのだそうです。

非常に失礼な言い方かもしれませんが、「シーバスリーガル」はスコッチウイスキーの中ではもっともジャパニーズウイスキーに似た雰囲気を感じるお酒なのです。つまり味わいも香りもまろやかで、スコッチウイスキーにありがちなガッツンととんがった感じが少ない。これなら日本酒フリークのまりっぺさんも飲めるかもね。ちょっと飲んでみる?

「あ。ほんとだ。これなら飲めるかも…」とまりっぺさん。

1対2くらいの濃さで割ってるので、アルコール度数も日本酒と同じくらい(15度くらい)になってますしね。

ここでも2時間強たっぷりとくつろいで5人で7,900円。どうもごちそうさまでした。

店を出て阿佐ヶ谷駅北口の飲み屋街を紹介して回ります。「アルフォンソ」の前の道を荻窪方向にまっすぐに進んで突き当たりの手前にあるのがもつ焼きの「四文屋」です。この界隈の各駅に進出中のお店ですね。突き当りを左に行くと焼き鳥の「バードランド阿佐ヶ谷店」があるのですが、今日は飲み屋の多い右側、スターロード方面に向かいましょうね。

すぐ先に見えてるのがおでんの「米久」。ここには「おそまつくん」という名前の三角・丸・四角の具が串に刺さったおでんがあって、これを一度注文してみたいと思っているのですが、なかなか「おそまつくんをください」と注文する勇気が出ないのでした。

「海舟」は北口で人気の居酒屋というより和食屋という感じのお店。いつもお客さんでにぎわっています。さらにスターロードにそって荻窪方面に進むと昔から焼酎専門の酒場「かわ清」や中華の「のっぺ」。突き当りを右に曲がった左手角が酒処「彦次郎」です。この先を左に進むと看板のない銘酒居酒屋「可わら」なのですが、今日は右折して阿佐ヶ谷駅方面に戻ります。2本目の路地を右折した右が「善知鳥(うとう)」ですね。今日はお休みですが、店の前には「善知鳥」が紹介されているdancyuの記事のコピーが張り出されています。その記事を見ながら「今度来てみたいなぁ」とまりっぺさん。ここも太田和彦さんが言うところの「深化した居酒屋」の1軒ですよね。

スターロードを阿佐ヶ谷駅に戻り、電車に乗るまりっぺさんとHさんを見送ります。午後11時までたっぷりと楽しんだ日曜日でした。

店情報 (前回)

《平成17(2005)年3月20日(日)の記録》

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横浜から自由が丘、渋谷を経由して、阿佐ヶ谷駅に到着したのは真夜中の0時半。ここまで帰ってきたらもうひと安心。あとは這ってでも帰れます。そんなわけで、ちょっくらもう1軒寄って帰りましょうか。 入ったのは阿佐ヶ谷駅北口にあるバー「アルフォンソ」。年中無休で夜中の3時まで開いているこのバーは、深夜に帰ってきたときにも強い味方なのです。「こんばんは」と入ると、カウンターだけの店内(壁際に補助カウンターみた... [続きを読む]

受信: 2005.08.16 16:16

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