ホノルル・トライアスロン … 焼鳥割烹「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
日曜日。久しぶりの「よじかわ」(“4時に「川名」”の略称)です。なんで久しぶりかというと、4月14~19日の6日間「川名」が休みだったのです。ジャスト4時の入店をねらっていたのですが、時間調整のために入った近くの古本屋でおもしろい本に見入ってしまい、5分遅刻。奥の座敷ではすでににっきーさんが飲み始めていて、そこに合流です。
今日もお通しはオレンジ2切れ。にっきーさんと同じく生グレープフルーツサワー(336円)からスタートです。
さて、今日の刺身は…とホワイトボードを確認します。なるほどホタテ貝刺し、タイ刺し、ホヤ酢、飛び魚刺しと定番のマグロブツ、マグロ山かけの6品(各294円)ですか。その中からにっきーさんはホヤ酢を、私はタイ刺しをセレクト。一品目はなんだか刺身系から入っちゃうんですよねぇ。
タイ刺しもさることながら、すごいのはホヤ酢。この値段(294円)でホヤ1個まるごとなのです。ちょっとした小料理屋などでは小鉢にちょっと盛られたホヤ酢が5~600円する上に食べるとすごく臭みがあったりするのですが、ここ「川名」のホヤ酢ははずれがなくて、いつも鮮烈そのもの。本当にうまいホヤが味わえます。
奥の座敷に座るときは、右奥の座卓のことが多いのですが、今日は左奥側。この位置から見るといつもと違うダジャレ短冊が見えてこれもまたおもしろいなぁ。「今日から君の肩書きは課長ホセだ」「子はカスかい?」「あがってお茶でもどうぞ。チンチラ飼ってますけど」「ミスターどうなっと?」「古いやつだと重いでしょうが」「アジもホッケもない晩ごはん」などなど。
ふたりでサワー(336円)をおかわりし、今度は焼き物です。にっきーさんはサザエつぼ焼き(2個、231円)、私はハタハタ焼き(2尾、231円)を注文します。
そこへ店主(マスター)の登場です。なるほど5時を回って少し厨房も楽になってきたんですね。休みの日はまず4時からの1時間がうんと込んで、次は7時前くらいから2度目の波がくるようなのです。この1週間の休みの間、店主はホノルルトライアスロンに参加されていたのです。というか、ホノルルトライアスロンに参加されるためにお店をお休みにしたと言ったほうが正しいですね。「どうでしたか?」「いやぁ。大変でしたよ」と店主。「途中で何度ももう止めようと思ったんですが、完走できました。」「えぇ~っ! おめでとうございます!」とにっきーさんとふたりで大拍手。店主が完走の証(あかし)であるメダルを見せてくれます。
ホノルルトライアスロン2005は去る4月17日(日)、その大会名のとおりハワイ・ホノルルで、下は14歳から上は75歳まで実に1,204人もの人(内、日本からは306人)が参加して行われたのだそうです。
トライアスロンは、水泳(スイム)、自転車(バイク)、ランニング(ラン)の3種目から成る複合競技で、ハワイは、米西海岸のサンディエゴと並ぶトライアスロン発祥の地なのだとか。ホノルルトライアスロンは昨年(2004年)4月にアテネオリンピックへの出場者選考レースとして開催されたのが第1回大会で、今年が第2回目。スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの総距離51.5kmで駆け抜けるショートタイプのトライアスロンなのだそうです。日本からは少年隊の東山紀之氏(38歳)も参加しており、トライアスロン初挑戦ながら3時間3分11秒でゴール。「川名」の店主(54歳)も初トライアスロン。スイムでスタート直後に水を飲んだ影響で5回、バイクで足がつって1回、ランでも足がつった影響で2回、合計8回も「もう止めよう(リタイアしよう)」と思いながらも、4時間30分18秒で無事にゴールしたのだそうです。
今度は冬のホノルルマラソンでしょうか。こちらのほうは今年で10回目ですもんね。でも、年々若々しくなっていく感じですごいなぁ。とても54歳には見えないもんなぁ。
お客さんも増えてきて、店主が厨房に戻られたところで我われも「よじかわ」終了。午後6時までの2時間の「よじかわ」で、今日はそれぞれ1,197円ずつでした。どうもごちそうさまでした。
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