「北国」でミニオフ … 酒亭「北国(きたぐに)」(中野)
ここっとさんから「jirochoさん、H氏と中野で飲む予定ですがいかが?」というお誘いをいただいていた金曜日。週末はいつも仕事が終わりじまい的なところがあって、終了時刻がなかなか読めないんですよねぇ。といいつつも、今日は6時半過ぎには会社を出ることができました。「仕事終了。中野に向かいますので、店が決まれば連絡ください」とメールをしつつ帰りの電車に乗り込みます。
横浜から東京方面に向かう電車は、大勢の人が通勤するのとは逆方向なので、ゆったりと座って乗れることが多い。今日も席に座っての~んびり。ビビィ~ンとメール着信のバイブレーションが鳴り、携帯を見ると「北国来ましたー」。えぇ~っ! すごいっ! お店が古いだけに、一見さんにはけっこう敷居が高く見えてしまう「北国」。ずいぶんあっさりと入っちゃいましたねぇ。「jirochoさんにはホヤ塩辛が、ここっとさんにはチーズ巻きがおすすめです」と返信。
「北国」に到着したのは、みなさんから遅れること1時間ちょっとの午後8時過ぎ。もうみんなできあがってるんじゃないかなぁ。ガラガラガラ。「こんばんは」。「あら。いらっしゃい」と女将さん。見れば店内は左手のカウンターは満席、奥の小上がりも使っている。そして手前のテーブル席に手前からjirochoさん、H氏、そしてここっとさんが座って飲んでいます。私もそのテーブル席に仲間入り。すぐにコップとお通し(おひたし)を持ってきてくれたユミさんが「お連れの方だったの」とニッコリ。
さっそくみなさんが飲んでいたビール(キリン一番絞り大ビン)を1杯いただき、乾杯です。っくぅ~っ。1杯目のビールのうまいこと。
人心地(ひとごこち)ついて、あらためてH氏とごあいさつ。実は先日「竹よし」の店内にいらっしゃったそうなのですが、意識してお会いするのは今日がはじめてなのです。よろしくお願いします。ここっとさんが「おっとこまえ」と書かれているとおり、たしかにすらりとスマートで細面(ほそおもて)。それでいてニコニコとやさしげで、語り口調もとっても穏やか。
テーブルの上には、この店の人気の一品「チーズ巻き」(380円)と、私自身はじめて見る「ニラ玉」がならんでいます。お。ニラ玉、おいしいっ!
「ホヤ塩辛」(280円)は残念ながらなかったのだそうです。「ホヤ塩辛」というのは赤ホヤを塩辛にしたものなのだそうで、日本酒にピタリと合うのです。
「おでんを食べようと思ってきたんですけど…」とここっとさん。残念。実はおでんはもう終わっちゃったんですよ。ほらあそこに燗付け器があるでしょ。少し前まであの場所にドーンとおでん鍋がのってたんです。
しばらくビールを飲んだところで、いつものようにウイスキーをもらうことに。jirochoさんとH氏も「じゃ、我われもウイスキーを飲んでみよう」とつきあってくれます。ウイスキーはサントリーホワイトの水割り。1杯ごとにレモンスライスが1枚ずつ入れられ、その枚数で何杯飲んだかわかるようになってるのです。(実際にはレシートにも数をつけてるみたいですので、レモンスライスを数えてる姿は見たことありません。)
「はい。ウイスキーです」とカウンターに座っている常連女性がお盆にのったウイスキーをこちらに差し出してくれます。どうもすみません。お客さんにやっていただきまして。こうやって満席近くになるとお客さんが飲み物をリレーしてくれたりするんですよね。
この後は席が空くこともなく、入口扉を開けてのぞき込むお客さんにも「ごめんなさいね」とお断り。すごいなぁ。さすが金曜日の夜ですねぇ。
9時半ごろまで飲んで、お勘定は4人で7,500円でした。どうもごちそうさま。
(同じときの記事が「帰り道は、匍匐ぜんしん!」にもありますので、あわせてお楽しみください。)
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