千曲錦にごり酒 … そば「奥社なゝ樹(おくしゃななき)」(恵比寿)
六本木の「三州屋」を出て、新婚さんで今日(6月17日)がまさにお誕生日であるTakahashi-iさんは奥さんとお祝いするため帰宅(そんな日なのにご参加いただき、本当にありがとうございます。そして、おめでとうございます)。残る5名(フルさん、ノンベェさん、H氏、ここっとさん、私)は日比谷線で恵比寿へ。渋い酒場めぐりをしようと思うと、残念ながら六本木地区には知ったお店がないのでした。
まずのぞいたのは“恵比寿といえば”というくらい有名な居酒屋「さいき」。さすがに金曜日9時過ぎの店内はまだ人があふれかえっていて、2階も含めて満席状態なのだそうです。ちょっと戻って特に炒め物がおいしい徳之島料理の店「大吉」を見てみますが、こちらも満席。さらにその近くの「駄菓子バー」も満席で、やっと入れたのが恵比寿神社の裏手のビル、3階にある信州そば処「奥社なゝ樹」です。
実はこの界隈には3軒の「なゝ樹(ななき)」があって、ひとつがシンプルに「なゝ樹」(03-3496-2878、恵比寿西1-13-2)、もうひとつが「隠家なゝ樹」(03-3461-7727、恵比寿西2-17-4 イースト代官山B1)、そして3軒目がここ「奥社なゝ樹」なのです。
エレベータを降りて店内に進むと、店内はテーブル席主体でほぼ満席状態。我われはかろうじて空いていた左手奥のテーブル席に陣取ります。
「お。にごり酒がある。これをみんなでいただきましょうか」と目ざとく見つけるノンベェさん。ノンベェさんは下町・深川生まれの深川育ち。じいさんの代から3代目というチャキチャキの江戸っ子で、フルさんの飲み仲間でもあるのです。その「千曲錦・藤村(とうそん)のにごり酒」(長野県佐久市)を4合瓶でもらい飲みはじめます。
「なゝ樹」グループ(?)は信州そば屋ながら、つまみや酒がそろっていることでも有名。多くのつまみの中から「馬もつ煮」(550円)や「そばがき」、「ごま豆腐」などを注文。にごり酒は、これらのつまみとの相性も抜群で、くいくいと入っていってしまい、すぐに2本目。あとで効くんですよねぇ、にごり酒。
〆(シメ)はもちろん「戸隠そば」。ちょっと太目の歯応えのしっかりしたそばが特徴です。
閉店時刻の11時までたっぷりと楽しみました。まだまだ恵比寿の夜は続きます。(笑)
(同じときの記事が「帰り道は、匍匐ぜんしん!~しとりで飲み歩き」にもありますので、あわせてお楽しみください。)
・店情報
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