「河本」を出て、呑んだフルさんと向かう先は門前仲町。実はフルさんが携帯メールで連絡をつけてくれて「深川的日常」ブログの作者、Takahashi-iさんも合流決定。あとはお店を決めて連絡するだけなのです。
「美人おねえさんがいたら「だるま」に。いなかったら「大坂屋」にしようね」なんて不埒(ふらち)な会話を繰り広げながら、「だるま」の近くまでやってきました。ここからが大変。店の入り口近くでお客さんの出迎えをしてくれてる「だるま」の店主に「こんばんは」とあいさつしつつ、目は店内の様子を確認しつつ、さりげなく店の前を通過し、すぐ先の角まで。
「いなかったよね、おねえさん」という私に、「え? いましたよ、おねえさん」とフルさん。へ? いた? よーし。じゃ、フルさんの目を信じて、突入しよう、「だるま」!
回れ右して引き返し、再び店主に「こんばんは」。「はい。いらっしゃいー!」と笑顔で迎えてくれました。「だるま」に入ると、カウンターはけっこういっぱい。あとで3人になることもあって、最初から奥のテーブル席(4人がけ)に入れてもらい、Takahashi-iさんにも場所を連絡します。
フルさんの目は正しくて、まさにその美人おねえさんが注文を取りにきてくれます。「チューハイ2発と、サラダとタコ唐揚げをお願いします。」「はーい。チューハイ2発ねー」と元気よくおねえさん。
この店は、おいしくてボリュームのあるつまみで界隈の呑んべたちの人気を集めているのですが、もうひとつ、大きな人気の切り札が、ここの美人姉妹なのです。おふたりとも元々モデルさんだったとか、レースクイーンだったといったようなうわさ(本当かもしれない!?)も飛び交うくらいの容姿で「チューハイ3発!」と元気よく店内を切り盛りする様子に、男性ファンたちはもうメロメロの状態なのです。さらにうわさによれば、もうひとり姉妹がいて、本当は美人三姉妹なのだとか!
そのチューハイ(400円)2発がまず出てきました。ここは、近くの商船大学(現在の東京海洋大学)の学生たちが、注文のときに1発、2発、…と注文していたのがそのまま定番になって、いまだに「発(はつ)」でカウントしているのです。「こっちのテーブル、チューハイねー」なんて注文すると、先ほどの美人おねえさんが「はーい。チューハイは何発かな?」と尻上がりのトーンで確認してくれるのでした。
チューハイはまず素の状態(焼酎+炭酸の状態)で出てくるので、各自で好みに応じて、テーブル上に置かれたレモンサワーの素か、ライムサワーの素を入れて仕上げるのです。
サラダの盛り合わせ(600円)もこの店の人気の品のひとつ。大きなお皿にポテトサラダ、マカロニサラダ、そしてスライスしたトマトが盛りあわされています。単品600円という値段は、大衆酒場にしては高めの設定なのですが、3品別々にたのんだと思ったら安いですよね。どのつまみもそういったボリューム感。タコ唐揚げ(600円)も同じくです。
そこへTakahashi-iさんも到着。さっそくチューハイ1発を追加です。
実はTakahashi-iさんは、今年3月の健康診断で医者に酒を止められて断酒。それ以来、ずっと断酒を続けていたのですが、無事に医者の許しも得られて、今月のはじめ(6月4日)からちびちびと飲みを再開されたそうなのです。
私自身、飲み再開後のTakahashi-iさんにははじめてお会いします。うわぁ。なんだか全体として以前よりほっそりとされて! なんだかアゴのラインもすっきりになってきましたねぇ。ひとまず再会および、Takahashi-iさんのお酒の再開というダブル“さいかい”を祝してカンパーイッ!
フルさんと私とはさらにチューハイのジョッキを重ね、午後11時を回ったところでお開きに。今日は3人(飲み食いしたのはほとんどTakahashi-iさん以外の2人)で4,800円でした。
ありがたいことに、明日の会にはTakahashi-iさんも参加していただけることになったのでした。(^^)v
・店情報 (前回)
《平成17(2005)年6月16日(木)の記録》
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