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最後はアードベッグ … バー「ダフタウン(The Dufftown)」(横浜・石川町)

アードベッグシメのバー2軒目は、これまた石川町駅のすぐそばにあるモルト・バー「ダフタウン」です。ここも先ほどの「ステージコーチ」同様、ビルの2階にあります。

「なんにいたしますか?」と店主。「じゃ、私はアードベッグを」と、大好きなアイラ・モルト、アードベッグ(Ardbeg)を注文します。それを聞いてた伊東さん、「私もアードベッグにしようと思ってたのになぁ。じゃ、マスター、別のアードベッグを」。なんと。アードベッグも複数種類置いてるんですね。バックバーにもお酒(ウイスキー)が山のように並んでますもんね。

スコッチのモルト・ウイスキー(大麦麦芽(モルト)だけを原料に造られたウイスキー)の主要産地は3箇所あって、スコットランドの北東部のハイランド、南西部のローランド、そしてそのローランドのさらに西側の大西洋に浮かぶアイラ島です。アイラ島のモルト・ウイスキーは、強烈なピート(泥炭)香で有名で「ヨードチンキみたい!」と言われたりもするほどです。

そのアイラ島でできるアイラ・モルト。種類もそんなに多くなくて、アルファベット順に並べると「アードベッグ(Ardbeg)」「ボウモア(Bowmore)」「ブリック・ラディック(Bruichladdich)」「カリラ(Caol Ila)」「フィンラガン(Finlaggan)」「ラガヴーリン(Lagavulin)」「ラフロイグ(Laphroaig)」「ポートエレン(Portellen)」の8種類くらいでしょうか。この8種類の中でもアードベッグはもっとも個性的で強烈かも知れません。「アードベッグを飲み始めると、他のスコッチに戻れないよ」なんて話もよく聞きます。私自身、アードベッグはその日の一番最後に飲みたいお酒です。

0次会からカウントするとすでに5軒目とあって、すっかり気持ちよくできあがってしまいました。あー、おいしかった。

店情報

《平成17(2005)年7月13日(水)の記録》

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コメント

お邪魔します。

>>大麦麦芽(モルト)
大麦麦芽=モルト
そうなんですね!!
だから、モルトウィスキーなんだって言うんですね!

例えば、
スコッチウィスキー=モルトウィスキー
になるのでしょうか?
それとも
スコッチウィスキー>モルトウィスキー
になるのでしょうか?

モルト以外には何があるのだろう。。。

投稿: ここっと | 2005.09.04 01:41

いつものことながら、探究心旺盛でいいですね。(^^) >ここっとさん
私もそんなに詳しいわけではないのですが、知ってる範囲で回答いたします。
> スコッチウィスキー>モルトウィスキー
こちらが正解です。ざっくりと言ってしまえば、スコッチウイスキー=モルトウイスキー+グレーンウイスキー+ブレンデッドウイスキーの3種類です。
モルトとグレーンは蒸留方式や材料が異なります。モルトは単式蒸留、グレーンは連続蒸留というのが一番の違いといっていいでしょうか。材料はモルトが大麦麦芽なのに対して、グレーンはトウモロコシや小麦、大麦麦芽などいろいろです。
ブレンデッドは、言葉どおりその両者(モルトとグレーン)をブレンドして造ったウイスキーです。いいお酒になると、数十種類のモルト&グレーンをブレンドして寝かせるんだそうですよ。キャンバス(グレーン)の上に、ソロの演奏者(モルト)を配置していって、全体としてオーケストラ(ブレンデッド)を構成していく、なんて言われたりしています。
ざっとこんなところだと思いますが、答えになってますか?
詳しい方のフォローをいただければありがたいです。

投稿: 浜田信郎 | 2005.09.04 07:00

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中華街は春節(=中国のお正月、今年は2月18日(日)が旧暦元旦)関連イベントのまっ最中。どんな様子なのかと石川町の駅を降りてみると、木曜、午後10時前の中華街はすでに人影まばらで、まったくお祭りらしくはない雰囲気です。そうだった。中華街の夜は早いんでした。何軒か開いているお店の様子を眺めながら中華街を突き抜けると、そこは元町(もとまち)。ちょっと喉も乾いたので、近くのバー「ダフタウン」で喉を潤して... [続きを読む]

受信: 2007.03.16 07:51

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