ビールもグランクリュ!? … ビアバー「海晴亭(かいせいてい)」(阿佐ヶ谷)
「ブリック」を出て、中野駅で深川方面・渋谷方面に向かう面々と別れ、にっきーさんとふたり、最寄り駅の阿佐ヶ谷駅まで移動してきました。ここまで来れば、あとはもう這ってでも帰れます。安心してもう1軒行きましょうか、と向かったのは北口駅前にあるタコ料理と鉄板焼&ベルギービールの店「海晴亭」です。
「いいベルギービールがあるんですよ。ぜひ飲んでみてください」とにっきーさんにすすめられたのは「ヒューガルデン・グランクリュ(Hoegaarden Grand Cru)」(1,240円)。ビールは専用のグラスと共に出されます。アルコール度数は8.7%と普通のビールよりはかなり強め。生きた酵母をそのまま瓶詰めしてるのだそうで、ワインと同じように熟成が楽しめるビールなんだとか。度数は高いんだけど、フルーティで濃い味わいは、本当にワインかなにかを飲んでるよう。コクと度数の割りには軽快で飲みやすいビールです。
にっきーさんがたのんだのは「マルール(MALHEUR) 12」。最後に付いている12という数字はアルコール度数が12%であることを示しています。これまた強いですねぇ。醸造酒(ワインや日本酒など)に匹敵するくらいの強さです。色もかなり赤っぽく、見るからに濃そうです。どれどれ、ちょっとひと口。あれっ? このビールも度数の割りには飲みやすいですねぇ。もうけっこう酔ってるから、どれを飲んでもそう感じちゃうのかなぁ。情けない...。
店内は入口側はカウンター席。そこを通り過ぎた店の奥がテーブル席になっています。我われが座っているのはちょうどカウンターの切れ目あたりにあるテーブル席。すでに終電がなくなりつつあるこの時間でもカウンターもテーブル席も、若者たちでほぼ満席に近いというのがすごいですね。地元、あるいは近くの人たちなのでしょうか。
お通しにはちょっと硬めのレーズンパンがたっぷりのバターとともに出されています。バターをのっけていただくパンのうまいこと。実にいいつまみになります。
「せっかくですからたこ焼きもたのみましょうか。この前食べたら、すごくうまかったんですよ」とにっきーさん。そうしましょう、そうしましょう。「たこ焼き」は6個で530円。でも、「ねぎたこ」(6個、620円)のほうがおすすめなんだそうで、それをいただくことにします。あとは「セロリのつけもの」(480円)ね。
「ねぎたこ」は「たこ焼き」にたっぷりと九条ネギをかけて、それを醤油ベースのタレでいただくもの。ラストオーダー(01:00)に近い時刻だったからか、残念ながら焼きたての熱々ではなくて、保温した状態の「たこ焼き」だったのが残念でした。熱々だったらうまいだろうなぁ。
レーズンパン / ねぎたこ / セロリのつけもの
午前0時から1時過ぎまで、ちょうど1時間くらい楽しんで、2人で4,260円でした。高いビールをたのんだから今日はちょっと高かったのですが、普通のヒューガルデン・ホワイト(白生ビール)は1杯が750円です。
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