「鳥佳」の楽しみ方!? … やきとり「鳥佳(とりよし)」(横浜・上大岡)
G.Aさん、たーぼーさんと巡る上大岡(かみおおおか)。2軒目はやきとりの「鳥佳(とりよし)」です。G.Aさんはこの店の大常連さん。そのG.Aさんが事前に予約を入れてくれていて、カウンターの焼き台前というベストポジションに陣取ります。
なにしろ本日の一番の目的はこのお店。「鳥佳のいい楽しみ方というのがあって、ぜひその楽しみ方を試してみてもらいたいんですよ」とG.Aさん。「えー。それは楽しみ」という数日前の雑談から、今日、この日の「鳥佳」を迎えたのでした。
ビール(キリンクラシックラガー、大ビン、520円)をいただいて乾杯し、まずG.Aさんが注文してくれたのは禁断の「レバー生」(1串130円)。「本日のおすすめ」と書かれた黒板メニューにも「レバ刺し」(700円)があるのですが、今注文した「レバー生」は、本来焼いて食べるための串刺しのレバーを、そのまま生で食べてしまおうという、まさに「禁断の一品」なのです。出てきたレバー生のその鮮度の良さ! プリッとしたレバーに塩がかけられているところへ、ゴマ油をたらりとたらしていっただきまーす。んー、んまいっ!
G.Aさんはすかさず「朝とれキャベツ」(160円)を注文。ざっくりと大きな塊りになるようにカットされたキャベツのお皿にはニンニク味噌が添えられているのですが、その味噌は単独でおつまみとして味わって、先ほどの「レバー生」のお皿に残っている塩+ゴマ油でキャベツを食べるというのがG.Aさん流。キャベツの断面をお皿にこすりつけるようにして、たっぷりとゴマ油+塩をつけていただくのがうまい。このあたりからすでに「鳥佳のいい楽しみ方」はスタートしてるんですね!
「もつ皿」(400円)は刻みネギたっぷりの上に唐辛子がのって、ピリッと辛さがきわ立ちます。「もつ煮込み」(530円)は豆腐も入って、小さな鍋で出てくるのですが、「もつ皿」のほうは、小鉢にもつ煮込みの部分だけが盛られてくるんですね。
ビールのあとは、G.Aさんがキープされている焼酎に切りかえます。飲み方は水割りで。
レバー生 / 朝とれキャベツ / もつ皿(大盛り)
「本当はタン下がおすすめなのだが」と言いつつ、売り切れていたタン下の代わりにG.Aさんがたのんでくれたのが「タン」(1串130円)。脂がジュワッとのったタンを塩焼きでいただきます。
そして「皮」(1串130円)をタレで。このタレが開店以来30年以上継がれているという秘伝のタレなのです。黒七味をパラパラっとふっていただきます。
カウンター上の調味料の中に「かんずり」を発見したG.Aさんが、「これを使って何か一品」とお願いして出てきたのが「アサリの酒蒸し」(おそらく400円)です。「かんずり」というのは雪にさらした唐辛子に、米糀(こめこうじ)、塩、柚子を加え、三年間熟成醗酵させた調味料で、もともとは新潟のもの。漢字では「寒造里」と書くのだそうです。まろやかなピリ辛感がいいですね。汁まですっかり飲み干してしまいました。
タン塩 / 皮タレ / アサリ酒蒸し(かんずりソース)
“かんずりソース”のアサリ酒蒸しで舌先もさっぱりとしたところで、いよいよフィニッシュに向かって走り始めます。まずは「レバー」(1串130円)を超若焼き塩で。最初の「レバー生」もすごかったですが、この超若焼き塩という食べ方もいいですねぇ。レバー表面のプリッと感が最高です。
そして「ニンニク」(1串160円)。しっかり・こんがりと焼かれた「ニンニク」はホクホクです。
最後のシメは、「本日のおすすめ」の中から「穴子焼き」(400円)です。塩で焼いてもらうと、お皿にはちょいとワサビが添えられて出てきます。「タレで食べても美味しいからちょっと試してみて」と、店主が別皿でタレを出してくれます。なるほど。塩でさっぱりといただくのもいいですが、タレもいいですねぇ。なにしろ秘伝のタレですからねぇ。
レバー超若焼き塩 / ニンニク焼き / 穴子焼き塩
午後8時半から10時半まで約2時間楽しんで、新しい焼酎ボトルを1本入れて、お勘定は3人で6,300円ほど(ひとり2,100円ずつくらい)でした。大満足の「鳥佳」。G.Aさん、どうもありがとうございました。またレバーを食べに来なくっちゃね。(^^)v
(同じときの記事がG.Aさんの「陸ボケ日記8月分(8/9分)」や、たーぼーさんのブログ「日々雑感」にもありますので、あわせてお楽しみください。)
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