新進気鋭の人気店 … 立ち飲み「大島や(おおしまや)」(月島)
「岸田屋」を出て、近くに響く花火の音を聞きながら月島商店街(西仲通り商店街・もんじゃ通り)を月島駅方面へ。この近所にお勤めのにっきーさんにあちこちをご紹介いただきながらの散歩タイムです。
「ここもいいんですよ」というこじゃれた立ち飲み屋は、アトリエバー「ティン(tin)」(月島1-24-3)。かっこいいなぁ。立ち飲みのバーか。「いつもお客さんでいっぱいなのに、さすがに花火の間は少ないですねぇ」。そういえば、あのいつも満員の「岸田屋」も、花火がはじまると空席ができてましたもんね。あと1時間ほどで花火が終わると、どのお店もまた人でごったがえすんでしょうね。
そして、月島駅5番出口のすぐ近くにあるのが、今日の2軒目、立ち飲みの「大島や」です。すぐ近くの「大島屋酒店」の長男がはじめた立ち飲み屋さんなのですが、人気急上昇中なのだそうです。
コの字型の立ち飲みカウンターのみの小さなお店。花火にもかかわらず、この店は6割ほど埋まっています。我われも入口左側のカウンターの角をはさむように立ち、まずは飲み物を注文。にっきーさんは黒ホッピー(350円)、ここっとさんは生ビール(キリン、380円)、そして私は普通のホッピー(350円)です。
お勘定はキャッシュ・オン・デリバリー(品物と交換払い)。ひとり千円ずつお金をあつめて、カウンター上のお金を入れるための皿に入れておくと、そこから取っていってくれます。
「はいどうぞ」と出てきたホッピーは、さすが下町。本格的な三冷のホッピーですよ。三冷(さんれい)というのは、ジョッキを冷し、焼酎を冷し、そしてホッピーを冷し、それでいて氷は入れない。これぞホッピー・ビバレッジ推薦のおいしい飲み方の基本なのです。
「ここはメンチカツがおすすめなんです」とにっきーさんが教えてくれるものの、残念ながら今日は花火スペシャルメニューになっているようで、揚げ物はないとのことでした。しかーし。さすがにっきーさん。すかさず第2、第3のおすすめ品、牛煮込み(300円)とマグロブツ(350円)の注文です。本当は中トロブツ(450円)を注文したのですが、店主が「今日は赤身がおいしいよ」と絶品の赤身を出してくれたのでした。わーい。
三冷のホッピー / 牛煮込み / マグロブツ
コの字カウンターにはギューッと詰めれば20人くらいは立てるかなぁ。店の外の歩道にもテーブルがふたつあって、こちらでも飲むことができるようです。いかにも近所の人って感じの年配のひとり客が多くて、その中に混ざって、若い女性やカップルなどもいるといった状態。平日は近所のサラリーマンたちも押しかけるため、ちょっと客層が変わるのだそうです。
ちょっとだけ飲む予定が、気がつくと花火の音がなくなっちゃった。やばいよ。大勢の人がこっち(地下鉄の入口)に流れて来てるよ。大きな人の波が来る前に切り上げましょうね。約1時間の滞在で、3人で1,700円ちょっと(ひとり600円弱ほど)の立ち飲みタイムでした。どうもごちそうさま。急げ急げ。
(同じときの記事が「帰り道は、匍匐ぜんしん!」にもありますので、あわせてお楽しみください。)
・店情報
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コメント
雰囲気は上々。
飲み物の量も並以上。
だが、店員の対応はひどい・・・。
前々から気になってたけど、行って損しました。。
場所も、雰囲気もいいのに、、残念なお店ですね。
投稿: tamachan | 2010.08.27 22:31