はじめての2階 … 豚料理「味珍(まいちん)」(横浜)
今日は金曜日ながら「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という国民の祝日「秋分の日」です。しかし、私自身は今日も今日とて出勤日。朝から普段どおりに仕事をして、仕事が終わってから、昨日から横浜地区の取材を行っている吉田類さんたちに合流するため、横浜駅へと向かいます。今日の取材先は、横浜駅西口飲食街の一角、狸小路(たぬきこうじ)にある「豚の味珍(ぶだのまいちん)」なのだそうです。
やっと店に到着したのは午後6時半。類さんたちは5時過ぎから飲んでるはずですから、もうすっかり盛り上がってるだろうなぁ、と思いながら「味珍」新館の2階へ。
「味珍」は、せまい狸小路をはさんで本館と新館のふたつがあり、それぞれ1階と2階が別経営で存在しているため、都合4店舗の「味珍」があるのです。私も本館1階、新館1階には行ったことがあるものの、2階に入るのはこれがはじめてです。
帰り(下り)は怖いだろうなぁというほどの急な階段を上って2階へ。店内はカウンターと何卓かのテーブル席になっていて、もうお客さんがいっぱいです。類さんたちご一行様も左手一番奥のテーブルに発見。「こんばんは。遅くなってすみません」とあいさつしながら、みなさんの盛り上がりの中へ。
さっそく「やかん」(350円)を1杯いただきます。「やかん」というのは焼酎のことなのですが、ゆるやかなカーブを描いた、魔法のランプを縦に伸ばしたような「やかん」で注がれるので、常連さんたちはみなさん「やかん」と呼んでいるようです。店長にこの「やかん」を注いでもらう瞬間を、「週刊アサヒ芸能」のM記者がパチリ。(この写真が「週刊アサヒ芸能」平成17年10月20日特大号の「吉田類の人情エッセイ・常連になりたい店・連載第22回」に載っています。)
すでにいろんな種類の豚料理(胃、耳、尾など)いただいたそうなのですが、それぞれ私用にも数切れずつ残しておいてくれたのには感激。みなさんどうもすみませんでした。おかげで、店につくなり豚料理を楽しむことができました。
さらには「ピータン」(300円)を追加注文。黄身の部分にくっきり年輪が出てるのがいいピータンらしいのですが、ここのピータンは、まさにその年輪がくっきり! これはまた焼酎が進みますねぇ。
無事に「味珍」の取材も終了し、後は楽しんで飲めばいいモード。さぁ、横浜の街に繰り出しましょう!!
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