シャリシャリのホッピー … もつ焼き「米山(よねやま)」(赤羽)
先日、「串元」(新宿)に連れて行ってもらったTさん、Hさんの両名が、実は赤羽の「米山」にも何度か行っていることがわかり、今日はその「米山」をご紹介いただきます。
「米山」はシャリシャリに凍ったシャーベット状の焼酎で作るホッピーと、塩ラーメンのスープのように透き通った汁の煮込みで有名なお店で、長いこと店の場所なども明らかになっていなかったくらい幻のお店だったのです。
その「米山」にぜひ行ってみようと集まったのは、案内してくれるTさん、Hさんの他に、tamさん、ここっとさんと私の合計5人。
最初は席が空いておらず、外の席で噂のシャリシャリ・ホッピー(430円)を作って乾杯です。ややするとカウンターにも空きができ、店内に移動。(ちなみにビールはエビスの中ビンが580円です。)
シャリシャリ焼酎 / ホッピー完成 / ビール
この店も、とても古くからあるもつ焼き屋さんらしく、店の看板も「焼豚 米山」。頭の「焼豚」は“やきとん”って読むんでしょうね。なんだか“やきぶた”って読んじゃいそうですけど…。店内はL字型のカウンターのみで、Lの中が厨房になっていて店主がおり、Lの外に焼き台があって、そこで店主のおかあさんがもつ焼きを焼いています。店はこのふたりで切り盛りしているようです。
まず出てきたのは、名物「あっさり煮込み」(490円)。いやぁ。噂にたがわぬ透明スープですねぇ。なんだかワンタンを食べてるみたい。ワンタンのかわりにモツですね。このスープは魚出汁なんだそうです。jirochoさんのHPの中の「米山」のページによると、実は煮込みには「あっさり煮込み」のほかに「こってり煮込み」があるのだそうです。今度はこってり味も試してみないといけないですね。
そして、Tさん、Hさんおすすめのツクネ(1本190円)です。なるほど。ナンコツが練り込んであるんですね。さらにはレバ(生)にハツ、シロ、ナンコツ(各1本100円)。うまいうまい。
あっさり煮込み / ツクネ / レバ(生)
ハツ / シロ / ナンコツ
続いては「水ぎょうざ」(480円)。これはお皿に盛られて(スープはない状態で)出されます。そして人気の「たまねぎ合へ」(430円)。これは玉ネギが全面に押し出されているネーミングとは裏腹に、焼いたカシラとハツを、スライスした玉ネギの上にのせて、さらにその上に刻んだキュウリをのせて、ポン酢をかけたもの。もつ焼きサラダって感じですね。これはいい。
水ぎょうざ / たまねぎ合へ / ガツ
たたみ込むようにガツ(塩、1本100円)、マカロニサラダ(350円)、アブラ(塩、1本100円)、さらにはジャコ天(300円)と、おすすめの品々が続きます。ホッピーが進んで進んでしょうがない。しかも、シャーベット状になるまで冷えた焼酎なので、あまりアルコールっぽくなく、どんどん入っちゃうのが危ないなぁ。後でガッツリと効くんだろうなぁ。
マカロニサラダ / アブラ / ジャコ天
(同じときの記事が「濱の戯言」、「帰り道は、匍匐ぜんしん!」にもありますので、あわせてお楽しみください。)
・店情報
| 固定リンク | 0
コメント