活じめカワハギの夕食会 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)
第49回夕食会のテーマは活じめのカワハギです。まずは刺身からスタート。フグのつくりのように、大きな丸皿に放射状に並ぶきれいな刺身。これを肝醤油でいただくのですが、このカワハギの肝がまた一仕事ほどこされています。すり鉢できっちりを練られているのです。こうなっていると醤油への溶けもよく、刺身ともよくからみますね。Sさんなんて、さっきからこの肝だけをつまみに食べてるくらいです。(笑)
カワハギ刺身 / カワハギの肝 / 肝醤油
この刺身に合わせる1杯目のお酒として、出羽桜の吟醸酒「桜花」をいただきます。通常は冷酒用のガラス製の酒器に入れて、ガラスの猪口でいただくのですが、最近はちょうど1合はいるビアグラスでいただくようにしています。これだと飲んだ量がある程度わかるので、酔いの目安にすることができるのです。とはいえ、結局4杯も5杯も飲んじゃうので、すっかりできあがっちゃうことには変わりありませんが...
さらに大常連のTさんが飲んでいる「酔鯨」もお猪口で1杯。こうやって、人が飲んでるものまでちょっともらったりするのが酔いを助長していくんですね。(苦笑)
つまみはサバの棒ずしです。なにしろ秋サバですからね。あぶらがのってうまいこと。
出羽桜 / 酔鯨 / 秋サバの棒ずし
そして豚汁。これはポテトサラダ、クルミと春菊のリンゴ和えなどとならんで、夕食会名物・ママさんの手料理の中の一品なのですが、ビール、冷酒、刺身、棒ずしと、冷たいものが続いた後のあったかい一品がお腹にやさしいですね。
豚汁 / ポテトサラダ / クルミと春菊のリンゴ和え
つづくお酒は久保田の「千寿」です。ママさん手造りの白菜の塩漬も大人気。お酒が進みます。
久保田・千寿 / 白菜の塩漬 / 鍋用のカワハギ
料理はカワハギの鍋物へ。ざっくりと大きくぶつ切りにされたカワハギの身もたっぷり入っています。お酒は「景虎」の名水仕込み・特別純米酒。う~む。今日もすでに飛ばしすぎの傾向だなぁ。なにしろ酒に合うつまみばっかりで... と、料理のせいにする。
カワハギ鍋 / 景虎 / カワハギ唐揚げ
カワハギの腹身や尻尾の部分の唐揚げが出たところで緑川の「緑」へ。そして最後はビシッとカワハギの雑炊でしめます。
緑 / 雑炊 / バランタイン21年
やぁ、満足満足。しかし、ここで終わらないのが夕食会。食事の後も、参加者みんなでワイワイと盛り上がります。「そういえばOさんから、ウイスキーをいただいてますよ」と店主。出されたのは「バランタイン」の21年物。わぁ。やったー! これは最高の食後酒ですね。さっそく封を切ってチビチビといただきます。(いつもいいウイスキーをありがとうございます。>Oさん)
こうして、第49回となる夕食会もたっぷりと楽しい会になったのでした。さぁ、次回はいよいよ第50回という区切りの夕食会だ! 楽しみですね。
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