なんだか馴染める … スペイン料理「ティオ・ダンジョウ(Tio Danjo)」(恵比寿)
恵比寿にあるスペイン料理の「ティオ・ダンジョウ」です。店内左手は立ち飲みのカウンター席、そして右手は壁に作りつけのカウンターですが、こちらは座り飲み。午後9時半の店内はほぼ満席で、我われ4人もかろうじてという感じで入口すぐ近くの立ち飲みカウンターに陣取ります。
飲み物は赤ワイン「トーレス サングレ・デ・トロ '03」をボトル(2,000円)で注文。ちなみにこのワイン、グラスだと400円ですので、ボトルはちょどグラス5杯分くらいの値段なんですね。「サングレ・デ・トロ」というのは「牡牛の血」という意味なのだそうで、ボトルの口には小さな牛のフィギュアが付いています。
サングレ・デ・トロ / 牛のフィギュア / オリーブの盛り合せ
つまみは「オリーブの盛り合せ」(400円)に「タラコと刻み野菜のマリネ」(600円)、「マッシュルームの鉄板焼き」(500円)、そして「ホウレン草のソテー カタロニア風」(600円)をいただきます。スパイスやソースよりも、新鮮な素材そのものを味わう料理が多いのがスペイン料理の特徴らしいのですが、なんだか普通の居酒屋のつまみっぽく楽しめるのがいいですよね。
タラコと刻み野菜のマリネ / マッシュルームの鉄板焼き / ホウレン草のソテー
「オリーブの盛り合せ」は言ってみればお新香。日本酒の合いの手にちょいとお新香をつまむように、ワインの合いの手にちょいとつまめる一品です。いろんな大きさ、いろんな色合いのオリーブがあるのが、これまたお新香の盛り合わせのようでいいですね。
「タラコと刻み野菜のマリネ」は、なんつったってタラコ酢ですからねー。むふふ。洋の東西を問わず、魚の子(魚の卵)は大好きです。
キノコやホウレン草も、居酒屋にもよくある食材ですもんね。なんだかなじめるなぁ。
店内では、さっきまで近くのテーブルで話していた外国人(スペイン人?)のお客さんが、ギターを取り出してフラメンコです。急にはじまった演奏に、乗り切れないお客さんもいるところがおもしろい。でも、となりにいたカップルは、ちょっとあいた隙間でダンスの開始。すごいすごいっ!
よーし。つまみもモツ煮込みだ! って、大衆酒場風のモツ煮込みではないのですが、この店には「トリッパの煮込み」があります。トリッパは牛の第2胃袋・ハチノスですね。スープもパンにたっぷりと染み込ませていただきます。
ギターの生演奏 / トリッパの煮込み / バケット
スペイン料理はおもしろいなぁ。まるで普通の立ち飲み屋気分で楽しめる人気のお店でした。
・店情報 (「帰り道は、匍匐ぜんしん!」)
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