生ミンク鯨の夕食会 … 居酒屋「竹よし(たけよし)」(都立家政)
第50回となる記念の夕食会のメイン食材は、なんと生ミンククジラです!
席につき、生ビールをいただいているところにまず登場したのは、その生ミンククジラのユッケです。まっかな生クジラの身に卵黄がのり、刻んだキュウリとネギがかけられています。これをグリグリっとかき混ぜていただきまーす。んー。どうよ、どうよ。弾力があって、それでいてやわらかい。肉のうまみがいいなぁ。
こりゃお酒でしょうよ。食事会のときは、店内にあるお酒は飲み放題になります。さっそく冷蔵庫をチェック。おぉーっ。「黒龍(こくりゅう)」の純米吟醸酒発見! 今日はこれからいただきましょう!
つまみは生ミンククジラの刺身です。どうです、この赤身。お酒が進んで進んで困っちゃいます。お酒のほうは「黒龍」がなくなり、緑川酒蔵の「緑(みどり)」です。
くじらユッケ / 混ぜ合わせて / くじら刺身
続いては春雨サラダに、ポトフ風の煮物。煮物にはベーコンやジャガイモ、ブロッコリーなどがたっぷりと入っています。食べ物が洋風に傾いてきたところで、出てきたのはクジラの竜田揚げ。表面のカリッとした衣の下はフワフワにやわらかいクジラの身。その昔、給食やなんかで食べていたクジラの竜田揚げは、どっちかというとスジスジしていて、けっしてやわらかいなんて品物じゃなかったのになぁ。クジラってこんなにやわらかくて、おいしかったんだ。
はるさめサラダ / ポトフ風 / くじら竜田揚げ
テーブルの上では、本日のもうひとつのメニュー、京都のうどんすき風に楽しむドンコ汁です。ドンコは鍋で食べるとおいしくて、冬場になると「竹よし」のメニューにもよく登場する一品です。今日はそれをうどんすきで食べようというわけですね。ドンコは肝もたっぷりとおいしそう。添えられる食材に湯葉や、いろんな生麩、さらにはハマグリまであるのもいいですね。うどんは稲庭の細いものです。食事会には常連さんが多く、何人かでひとつの鍋をつつきあいます。お酒は「磯自慢」に。
鍋の具(1) / 鍋の具(2) / うどんすき
ひととおりうどんすきも落ちついてきたころあいで、クジラの味噌煮も登場です。
そしてもちろん今回も、ママさんの手料理も登場。今回のご飯ものは「ホタテごはん」。それにいつもの手作り漬物などが並んでいて、飲んでいる間中楽しめるようになっているのです。
くじら味噌煮 / ホタテごはん / 白菜の漬物
モロキュウ / キャベツの漬物 / 大根スティック
午後5時からはじまった第50回の節目となる夕食会。終わったのは午後9時半ごろでした。今回もたっぷりとごちそうさまでした。
| 固定リンク | 0
コメント