たっぷり北京ダック … 中華料理「中国茶房8(ちゅうごくさぼうえいと)」(恵比寿)
恵比寿に比較的安価に北京ダックを中心とした中華料理をいただくことができるお店があるということで飲み仲間たちとやってまいりました。この店では北京ダック1羽分が3,680円でいただけるという。この値段が高いのか安いのか。インターネットで横浜中華街のお店の北京ダックの値段を調べてみると、北京ダックは4枚(4切れ)で2千数百円から5千円くらい。手羽の部分だけで5千円くらいで、1羽丸ごとだと1万円くらいというところが多いようですので、たしかに1羽丸ごとで3,680円というのはかなり安いんですね。
ビル内の階段を上ると店内にはずらりとテーブル席が並び、新年4日目だというのにお客さんがいっぱい。我われ5人も奥のほうにかろうじて空いていたテーブルに陣取り、まずは生ビール(スーパードライ、580円)をもらってカンパーイ!
お目当ての「本窯焼き北京ダック」(3,680円)を注文すると、北京ダックは注文を受けてから焼きはじめるため30分くらいかかるとのこと。それを待つ間のつまみを選びます。この店は北京ダックもさることながら、“小皿前菜”といういわゆるおつまみメニューが210円均一で50種類くらいそろっているのも売りのようなのです。そんな数多い小皿前菜の中から酢漬けナス(油淋茄子、210円)、ピーナッツの香辛料煮(五香花生、210円)、ザーサイ(搾菜、210円)の3品を選択。
ザーサイ / ピーナッツの香辛料煮 / 酢漬けナス
「あと、これもください」と、メンバーのひとりが追いかけるように注文したのは「具だくさんの激辛春雨サラダ」(特辣東北大拉皮、1,030円)。これがまた本当に辛くて辛くて。しかも前菜の小皿料理ではなくて、たっぷりと大皿の料理なので、食べても食べても減らなーいっ。
紹興酒ボトル(1,660円)ももらって徐々に本格飲みモードに入るころ、北京ダックが焼きあがって「これからカットしていきます」とお披露目です。北京ダックは一度厨房にさがり、その間にテーブルの上には北京ダックと一緒に巻き込む白ネギ、セロリなどの野菜類や甘ダレ、辛ダレ、レモンダレという3種類のタレが用意されます。そして主役、カットされて再登場した北京ダックの登場です。
具だくさんの激辛春雨サラダ / 紹興酒 / 丸ごと北京ダック
北京ダックの野菜類 / タレ / カットされて再登場
“餅”という皮にまず好みのタレを塗り、その上にカットされた北京ダックや野菜類をのせて包み込んでいただきます。北京ダックというとアヒルの皮だけを食べるイメージが強いのですが、この店の北京ダックは身の部分も比較的厚めに付いている。その分、カリカリ感はないのですが、ボリューム感はあります。皮以外の部分は「鴨肉と野菜の炒め物」と「鴨ダシのスープ」として出してくれます。
餅(北京ダックを包む皮) / スープ / 鴨肉と野菜の炒め物
たっぷりといただいてお勘定は5人で12,000円(ひとりあたり2,400円)ほど。さすがに安いですねぇ。この場所で24時間営業、年中無休というのもすごいですね。なおここ恵比寿店は最近できたばかりで、六本木に本店があるのだそうです。
・店情報 (「濱の戯言」、「帰り道は、匍匐ぜんしん!」)
| 固定リンク | 0
コメント