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昼もやっぱり … 呉の「細麺うどん」

呉での午前中の仕事も終わり、昼休みになるのを待ちかねて向かったのは社員食堂です。昼ももちろん呉のうどん。毎回こちらに来るとたのむものは決まっています。天玉うどん(230円)と盛り合わせ(220円)です。

社員食堂のうどんも、呉の多くのうどん屋さんと同じように、細麺のうどんに、薄口醤油を使った透明感のあるダシが特徴です。具にはかまぼこと刻み揚げ、それにとろろ昆布がのっかっています。そして天ぷらと玉子。ここの天ぷらも衣を食べるタイプ。カリカリに揚げられた衣の端っこのほうがすでにダシにふやけはじめています。

ダシの上にはぽっかりと生玉子が浮かんでいます。ダシが濁るのを避けるために、つぶさずそのまま途中まで食べ進み、どこかのタイミングでつるんと玉子をすすり込むのが一般的な食べ方のようなのですが、ここで食べるときはいきなり玉子をグチャっとつぶしてかき混ぜるようにしているのです。というのも、この食堂は現場で作業をしているみなさんも利用するからか、味つけがしっかりしている(濃い)のです。玉子をつぶして混ぜ込むと味わいがマイルドになって食べやすくなるのでした。

そして「盛り合わせ」。これは巻寿司3切れといなり寿司2個を盛り合わせたもの。このあたりではうどんに寿司はつきものなのです。うどんの合いの手にときどき汁(つゆ)をすすりながら寿司をいただく。これがまたよく合うのです。

天玉うどんと盛り合わせのセットで、すっかり満腹になってしまいました。ここに勤務していた20代後半のころは、昼の弁当を食べたあとに、さらにこの食堂にきて天玉うどんを食べていたのになぁ。もうそんなには食べられないですね。しかし、そのころと味も内容もちっとも変わってないのがなつかしくてうれしいです。どうもごちそうさま。

《平成18(2006)年1月26日(木)の記録》

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