寒い冬を越えて … 居酒屋「金田(かねだ)」(自由が丘)
ひな鳥のから揚げのあとは、これまた先月22日と同じく自由が丘の居酒屋「金田」です。
いつも人気いっぱい、お客もいっぱいの「金田」ですが、さすがに午後9時前に入ると、ラストオーダー(午後9時半)まであと30分ちょっととあって店内にも空席が出はじめます。我われふたりも、ダブル「コ」の字になったカウンターの奥側(大きいカウンターの側)の一角に座り、私は燗酒(「菊正宗」、420円)、同行者はビール(サッポロラガー、大瓶、630円)をいただきます。
お通しは小鉢のミニ冷奴です。冬場はミニ・スープ豆腐が出ることが多いのですが、3月になったので春らしく冷奴に変わったのでしょうか。
つまみは、A3サイズの用紙にコピーされた手書きメニューの中から、「旬」と書かれている「ワラビ白和え」(450円)と、これまた「旬」と示されている「フキ味噌(当店製)」(400円)をいただくことにしました。
お通しのミニ冷奴 / ワラビ白和え / フキ味噌
なにしろたっぷりの鳥から揚げで満腹なので、こういう少量のつまみがいいわけですが、それにつけてもこの店の「旬」のメニューのおいしさよ! 白和えのふわりとした甘さ、そしてフキのほろ苦さ。寒い冬を越えて、今年もまた春が巡ってきたなぁ……。
居酒屋はのつまみは、こうやって「旬」に触れることができるのがいいんですよねぇ。
100品ほどがずらりと並ぶこの店のメニューの中で、他に「旬」という品書きは「イカナゴ(ボイル)」(450円)、「山菜盛合せ(行者ニンニク、コゴミ、山ウド他)」(750円)、「ユリ根梅肉和え」(530円)、「菜の花おひたし」(450円)、「田セリおひたし」(450円)、「アサツキ酢味噌」(450円)、「山ウド酢味噌」(450円)などなどです。
1時間弱の滞在は、ふたりで1,900円(ひとりあたり950円)でした。
・店情報 (前回、「帰り道は、匍匐ぜんしん!」)
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