ホロホロくずれる鮭の中骨 … 居酒屋「とりすみ」(渋谷)
本日の2軒目は「珉珉羊肉館」のすぐとなり、居酒屋の「とりすみ」です。「とりすみ」という店名からか焼き鳥屋さんと間違える人も多いようで、入口引き戸には「焼き鳥はありません」と書かれた小さい紙が張り出されています。
入口を入ると、右手にテーブル席が何卓か並び、その奥が6~7人ほど座れる直線のカウンター席。そしてさらに奥が小上がりの座敷席で、ここには4人掛け座卓がひとつだけあって、まさに個室風。金曜午後7時過ぎの店内は、すでに8割方程度お客さんで埋まっているものの、我われは運良くその奥の座敷に入ることができました。
1軒目でビールを飲んできているので、ここは麦焼酎「二階堂」のボトルをもらって、焼酎からスタートです。焼酎ボトルは氷や水、ウーロン茶などの割り物付きで3,800円。炭酸などは別売です。
料理のほうは1ラウンド目は軽く「自家製ポテトサラダ」(330円)と「ホワイトアスパラ」(330円)と野菜物中心にスタートです。
店の外観 / むぎ焼酎セット / ポテトサラダ / ホワイトアスパラ
すぐに残る二人も合流して「生ビール」(450円)などの飲み物ももらいつつ、料理も「鳥ひざなん骨」(380円)に「コーンバター」(380円)、「新玉ねぎスライス付き生ハム」(380円)を追加します。
ここ「とりすみ」は、昔風の立ち飲み屋さんのように缶詰(各330円)がずらりとそろっていることでも有名。カウンター席に座ると、目の前に缶詰がどーんと積み上げてられている様子を見ることができます。その数は銚子のいわし、にしん昆布巻、さんま塩焼、さんま味付、赤貝味付、いか味付、さけの中骨、さば水煮、さば味噌煮、コンビーフ、にしん蒲焼、さんま蒲焼、いわし蒲焼、さけ細肉、やきとり、ホワイトアスパラ、ザーサイ、メンマ、わたりがになど、20種類近く。さっきいただいたホワイトアスパラも実は缶詰だったんですね。
そんな数々の缶詰の中から「さけの中骨」(330円)をチョイス。名前のとおり、中骨とそのまわりに付いた身をいっしょに煮込んだような缶詰なのですが、骨がもうホロホロにくだけるほどにやわらかくなっていて、これがおいしいのです。
鳥ひざなん骨 / コーンバター / 生ハム / さけの中骨
「さけの中骨」のあまりのうまさに、じゃもう一品と、今度は「さけ細肉」の缶詰(330円)をいただきますが、こちらは普通でした。(汗)
さらには「柿の種」(330円かな?)や「納豆おろし」(280円)もいただいて話がはずみます。
さけ細肉 / 柿の種 / 納豆おろし / キープボトル棚
午後10時過ぎまで3時間の滞在は、4人で10,070円(ひとりあたり2,500円強)。残ったボトルは店のおねえさん(マリさんという美人)にお願いしてキープしておいてもらいます。
ところで今回、これまで記載していたこの店の電話番号が間違っていたことが判明しました。「店情報」に正しい電話番号を記載しています。
・店情報 (前回、「帰り道は、匍匐ぜんしん!」)
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