やわらかササミとカリカリの骨 … 鳥料理「鳥房(とりふさ)」(立石)
土曜日午後5時前の「鳥房」です。ここは鳥の唐揚げで有名なお店。開店(午後4時)からまだ1時間もたっていないのにもう店内は満席。我われも表の待合ベンチでしばらく空くのを待ってから入店します。
まずはビール(キリンラガー、大瓶、550円)を注文すると、いつものお通し(鳥皮の生姜煮)が出されます。今日は4人で中サイズの若鳥唐揚(600円)をふたつに鳥ぬた(530円)と鳥サラダ(530円)を注文。お店の人からはひとりにひとつの唐揚げをすすめられるし、実際そういう注文をしているお客さんが多いのですが、ひとりにひとつもらうと、それだけですっかり満腹になってしまうのです。この店1軒で仕上げるときにはいいのですが、せっかく立石に来たから何軒かまわろうかなんて思ってるときは、ここでセーブしておかなければお腹ができあがってしまうので要注意です。
鳥ぬたは、ゆでた鶏肉(ササミ)をネギ、ワカメの上にのせて味噌。うーん。肉がやわらか~い。日本酒(350円)が欲しいけど、この一品のために日本酒をもらうのもなぁ。他の品々には圧倒的にビールのほうが合うので、ここはガマンです。
鳥サラダも使っているのは鳥ぬたと同じゆでた鶏肉(ササミ)なのかな。ふわーっとやわらかく仕上がった肉がうまいこと。
ビールとお通し / 鳥ぬた / 鳥サラダ
そして若鳥唐揚の登場です。「やぁ、来た来たぁ」と熱々のところをアチチアチチと解体開始。ここの唐揚げは鶏の半身分なのに、いつも首の部分がついていて不思議な思いをしていたのですが、今日のは一方には首がついていますが、もう一方にはない。やっぱりついてたりついてなかったりするんですね。なんだか安心しました。(笑)
唐揚げ・左半身 / 右半身は首なし / 解体後
ぬたやサラダのやわらかいササミから、唐揚げのカリカリの骨まで、たっぷりと若鳥を堪能して、今日は4人で5,800円(ひとりあたり1,450円)。この店もまた、店を出るときにも順番待ちの行列が続いていました。
・店情報 (前回、「宇ち中」、「帰り道は、匍匐ぜんしん!」)
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コメント
半身揚げは半分持って帰る前提で、モモ肉を皿の一角に置いて冷ましておくといいですよ。カリカリ感を楽しむためにクビから胸あたりまでは店で食べたほうがいいですけどね。
店員さんに「持って帰るので袋ください」と言えば、快くビニール袋をくれます。元々鶏肉屋として持ち帰れる店ですのでね。
翌日いただく冷めたやつもまた旨いのです。お試しあれ。
投稿: 半身の半分 | 2007.04.16 22:59