なすツナいため … 焼き鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
日曜日恒例の「よじかわ」(=開店時刻の4時ちょうどに「川名」に行くこと)です。店先の焼き台や煮込み鍋をチェックしつつ4時ジャストに店に入ると、すでに飲み仲間たちが奥の座敷に入っており、そこに案内されます。
ここのお通し(サービス)はいつも果物。今日は斜めにスライスしたバナナがひとりあたり3切れずつです。
店の外観 / 店頭の焼き台 / 店頭の煮込み鍋 / お通し
袋入りのペーパーお手拭きで手をぬぐい、まずは瓶ビール(キリンラガー大瓶、504円)で乾杯すると、同行者のひとりはさっそくジョッキも冷え冷えの氷なしホッピー(336円)に切り替えです。
つまみのほうは定番の「豚軟骨もつ煮込み」(231円)の他、数ある野菜メニューの中からは「セロリ漬」(168円)、焼き物は「手羽中串」(168円)、そして刺身は「うるめいわし刺し」(399円)を注文します。
あっという間に出てくるのは「豚軟骨もつ煮込み」と「セロリ漬」の2品。「豚軟骨もつ煮込み」は、その名のとおりナンコツ(豚の食道の部分)も一緒に煮込まれたモツ煮込み。普通のモツ煮込みに加えて、ときどきコリっとしたナンコツの食感が混ざるのが特徴で、とても人気の高い一品です。
瓶ビール / ホッピー / 豚軟骨もつ煮込み / セロリ漬
お通しに果物が出てくることからもわかるとおり、この店では野菜ものにも力をいれているようで、常時数種類の漬物やサラダなどが、ほぼ126円か168円で用意されています。「セロリ漬」もそういう野菜メニューの中の一品。カリッとしたセロリ特有のかみ応えを残した仕上がりになっています。
しばらくして焼きたてのアツアツで出てきたのは「手羽中串」。お持ち帰り用の焼き鳥は、お客さんの待ち時間を少なくするためか、あらかじめ焼いて大皿に盛っているものを袋に入れてくれるのですが、店内からの焼き鳥の注文は、注文を受けてから生から炭火で焼きあげてくれるのです。この焼きたての焼き鳥がやっぱりうまいんですよねぇ。焼き魚もそうです。この店の焼き魚を食べると、いつも炭火の威力を感じます。
「うるめいわし刺し」は我われのところに出されたあと、本日のホワイトボードメニューから消えました。まだ4時半になってないのですが、早い品物は開店から30分たたないうちに売り切れてしまうんですね。ちなみに、この時刻ですでに店内も満席です。
手羽中串 / うるめいわし刺し / なすツナいため / 山芋ネギチーズ
「はじめてのものも注文してみよう」と、ナス好きの同行者が注文したのが「なすツナいため」(294円)。これは「本日のおすすめ」ボードではなくて、「定番メニュー」の側のボードにある一品。つまりいつでも食べることのできる料理です。名前どおりナスとツナと、なんとワカメを炒めて、たっぷりとカツオ節をかけたものなのですが、これがまたうまいのです。基本的にナスと油は相性がいいからなぁ。ワカメが入ってるのもポイントなのでしょうか。うーむ。それにしても、この店の料理もはずれがないですねぇ。
チーズ好きの同行者は、ここにくると毎回注文している「山芋ネギチーズ」(294円)です。スライスした山芋を丸皿に並べて、その上に斜めにスライスした白ネギをずらりと並べ、チーズをのせてオーブンで温めたもの。出てくるときには山芋とネギがとろとろチーズでとじられたような状態なのです。
6時ごろまで、約2時間の滞在は3人で3,864円(ひとりあたり1,288円)でした。
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