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熱々串カツでお酒 … 居酒屋「斎藤酒場(さいとうさかば)」(十条)

久しぶりの十条。久しぶりの「斎藤酒場」です。午後5時を回ったばかりの店内は半分くらいの入り。私も入口右手のL字型カウンター風のテーブルの一角に陣取り、まずは「冷やしビール」の小さいの(サッポロ黒ラベル小瓶、350円)とマグロぶつ(250円)をいただきます。

お通しはカツオの角煮。以前はお通しとして必ず殻付き落花生(3個)が出されていたように思うのですが、変わったんですね。

ひとり、またひとりと1分おきくらいにお客さんが入ってくるのがおもしろい。みなさん仕事が終わるなり一目散にこの酒場を目指してやってくるんでしょうねぇ。この店はカウンター席はなく、すべて自然木でできたテーブル席。お客はひとり客が多く、各テーブル席の空いている場所に入れ込みの状態で入っていきます。店内各テーブルは徐々に徐々に着実に人で埋まっていきます。

私の左どなりにスッと入ってきたのは40代くらいに見えるスーツ姿の女性ひとり客。酎ハイ(焼酎ハイボール、250円)と、この店の名物のひとつポテトサラダ(200円)をもらってのひとり酒です。

向かいに座ったおにいさんが、これまたこの店の名物のひとつ串カツ(200円)を注文したので、私も串カツとお酒(160円)を注文。「お酒は冷たいの、常温、お燗ができます」とたずねてくれる店のおねえさんに「燗でお願いします」と答えます。

この店の三大名物は串カツ、カレーコロッケ、ポテトサラダ。それぞれ200円で、ほぼすべてのお客さんがこのうちのどれかひとつは注文しているようです。

お酒の銘柄は「清龍」。白い徳利に、底に蛇の目模様がついたお猪口がふたのようにかぶせられて出てきます。なにしろこのお酒が160円ですからねぇ。前時代的な価格です。

ポテトサラダを食べ終えた左のおねえさんは「ごちそうさま」と450円を支払って、来たときと同じようにスッと店を出ていきます。時間にして20分ほど。すばらしい飲み方ですねぇ。

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まぐろぶつとお通し / 日本酒 / 串カツ

カリッと揚がった串カツは丸皿に2本。付けあわせのキャベツの千切りとともに出されます。たっぷりとウスターソースをかけてハフハフといただく串カツのうまいこと。これがまたここの日本酒にはよく合うんですよねぇ。

ちょうど1時間の滞在は960円。2本(ビール小瓶と燗酒)と2品(まぐろブツと串カツ)で千円以内で終わりますからねぇ。毎日来る人が多いのも納得できます。

「ありがとうございました」という声に送られながら、午後6時を回って満員になった店をあとにしたのでした。

店情報前回

《平成18(2006)年5月25日(木)の記録》

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コメント

お通しは今も落花生3個が基本だと思いますよ。
たまに煮物とかがランダム(?)に出てきます。
名物の揚物は“ミックス”又は“ハーフ”って言と、串カツ・コロッケ1個づつ出してくれますよ。

投稿: ブリ | 2006.07.03 12:43

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受信: 2007.07.26 07:37

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