洋食屋でビール … 洋食「センターグリル洋光台店」(横浜・洋光台)
横浜は昔から外国人が多い土地であったこともあって、洋食屋さんが多いのです。「センターグリル」(野毛)もそういう洋食屋さんの1軒。ただし、今日はJR根岸線は洋光台駅の近くにある「センターグリル洋光台店」です。
「センターグリル洋光台店」は、駅から7~8分歩いた住宅街の中にポツンと存在しています。店頭ではタバコも販売していて、外観もまるで喫茶店のよう。燦然と輝く「センターグリル」のロゴマークが、「センターグリル」(野毛)の系列店であることをうかがわせます。
店内に入ると左右とまん中に、それぞれ3~4卓ずつ並ぶテーブル席。入り口側、ちょうどタバコ売り場の上部にテレビが設置されていて、そこでプロ野球中継が流れているからか、数人いる先客の人たちは食事をとりながら入り口側を向いて座っている状態。入り口右手の4人がけテーブル席では若い男性2人と女性1人の3人組が、キープしているらしき焼酎ボトルで盛り上がっています。こうやって食事のお客さんも飲んでるお客さんもどっちも許容してしまうおおらかさが(特に横浜の)洋食屋にはありますよねぇ。まさに大衆食堂の洋風版です。
私も奥のほうのテーブル席の一角にテレビが見える方向に座り、なにはさておきまず瓶ビール(キリンラガー大瓶、650円+税←以下、価格については税抜き価格で書きます。)をもらい、少し大きめのタンブラーでプハーッと1杯やってから、おもむろにメニューを確認します。
外から見た雰囲気も、店内の様子も、まるでそのあたりの喫茶店の延長線上ながら、メニューはしっかりと洋食屋をしていて、ビーフステーキ(3,300円)、ヤングステーキ(1,550円)、牛ロースしょうが焼き(1,250円)、ボンゴレ(780円)、カキフライ(730円)、アジのフライ(680円)、ポークしょうが焼き(680円)などなどの品々が並ぶほか、ライス(150円)、みそ汁(100円)、おしん香(100円)といった組み合わせるとしっかりとした食事になる品もそろっています。特に680円メニューには引かれるものが多く、レバーカツ、ポークカツ、スパゲティ・ナポリタン、スパゲティ・ミートソース、ハンバーグ、ハムエッグなどなど、洋食屋のスーパースターのオンパレードです。
さらにこの店で面白いのはちょっとしたつまみ系のメニューも充実しているところ。ポテトチップ(200円)、冷やっこ(200円)、枝豆(300円)、チーズクラッカー(400円)、ウインナー(500円)、砂肝(500円)、フレンチフライ(500円)などの品がそろえられています。合わせる飲み物は今いただいている瓶ビール(大瓶、650円)のほかに生ビールが特大(1,030円)、中(550円)、小(400円)。レモンサワー(430円)、日本酒(300円)。さらには焼酎のボトルが1,800円で、ワインならフルボトルが2,200円、ハーフボトルが1,100円、ミニボトルが550円となっています。
今日は食事目的できているので、つまみ系のメニューはさておいて、いきなり食事系のメニューであるポークチャップ(930円)を注文すると、「はい」と返事したおかあさんが、奥の厨房にいるおとうさんに注文を伝えます。店は店主夫婦ふたりで切り盛りしている様子。このおとうさんが、その昔、野毛の「センターグリル」で修業をされて、独立してこの店を出されたらしいのです。
待つことしばし。出てきたポークチャップはポークソテーにデミグラスソースをまぶしたような感じのもの。たっぷりの千切りキャベツとマカロニサラダ、くし切りのトマトに、大きな1片の玉ねぎのフライが添えられていて、この1品でつまみとしても十分にいけそうです。しかし今日は食事として、ライス(150円)も付けてもらいます。ライスは小さい丼風の器にか~るく盛ってあります。
店にいるお客さんたちは、若い人も含めてそれぞれみんな常連さんのようでおかみさんや、料理を終えて厨房から出てきたご主人とも親しげに会話を交わしている。こんな雰囲気も街中の大衆食堂風ですね。
約30分の夕食タイム。お勘定は1,815円でした。先に洋光台店に来ちゃいましたが、野毛の本家「センターグリル」にもぜひ行ってみたいですね。
店の外観 / ポークチャップ / 店内の様子
・店情報
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