うなぎカブトも80円! … 立ち飲み「うなぎや」(横浜・屏風浦)
昨日いただいた、やきとりの皮があまりにもおいしくて、今日も「うなぎや」に寄り道です。木曜・午後8時半の店内はゆったり気味で、先客は4人ほど。昨日とほぼ同じ場所(入口から見ると突き当たりの、テレビの下あたり)に陣取り、今日もホッピー(400円)です。
今日、ホッピーの注文を受けてくれたのは店主。昨日氷なしホッピーを2杯いただいたので油断してたら、氷の入ったホッピーが出てきました。そうか。何も言わなかったらデフォルトは氷ありなんですね。
氷入りのホッピーは氷なしと比べて泡立ちがいい。シュワシュワシュワーッとまるで生ビールのような美しい泡立ちになります。しかし、なにしろ氷に当たってできた泡。泡自体の腰は弱いのですぐに消えてしまうのでした。
今日は店内にイカを煮る匂いが漂っています。聞けば今日のメニュー(壁の定番メニューにないメニュー)はイカ大根とのことで、さっそくそれをいただきます。コトコト煮込んでる鍋から直接よそってくれる熱々のイカ大根。よく煮込まれた大根はすっかり透明がかった飴色になっていて、大根を口に含むだけでもイカの風味たっぷり。これはまたうまいなぁ。
イカ大根だけで1杯目のホッピーは飲みきって、ナカ(ホッピーの焼酎部分のみ)をおかわり。ここの焼酎はポットに用意されていて、計量用のグラスできっちり計って入れてくれるのです。これに1杯目のときの残りのホッピー(ソト)を入れると、できあがったホッピー割はジョッキに8~9分目といったところ。きっちりとソト1・ナカ2に仕上げたければ、1杯目をもうちょっと少なめに作らなければならなかったんですね。
そしていよいよ皮です。昨日はタレ焼きでいただいたので、今日は塩焼きにしてみましょうか。2本お願いします。
そして出てきた皮(塩)。いやぁ。予想どおりこの皮は塩焼きでいただいてもうまいですねぇ。タレ焼きも塩焼きも甲乙つけがたいなぁ。
そういえばここは「うなぎや」という店の名前なのに、昨日も今日もウナギを食べていません。ウナギは蒲焼(800円)などもありますが、やきとりと同じように串に刺して焼いてくれるメニューも2品あります。ひとつは「うなぎ肝焼き」(1本、120円)で、もうひとつは「うなぎ頭焼き」(1本、80円)。1本ずついただいてみようかな、と思って注文すると肝焼きのほうは売り切れとのこと。頭焼きだけを1本注文しました。
やきとりの場合は「塩? タレ?」と聞いてくれるのですが、うなぎの頭焼きは味つけは聞かれることなく、自動的に蒲焼と同じような味つけで焼きあげてくれます。つまり、焼きあがるころになると店内にウナギの焼けるいい匂いが漂ってきて、どんどん期待感が高まってくるのです。
できあがった頭焼きは1串にうなぎの頭が3個。うなぎのカブト焼きを出す店のほとんどで、頭のすぐ下(言ってみれば首)あたりの肉を出してくれるところが多いのですが、ここの頭焼きはまさに頭がそのままの形で3個並んでいます。
小魚(イワシやアジ)などでも頭の部分は硬くて食べにくいので、ウナギだともっと食べにくいんだろうなぁ、なんて思いながらひと口かじってみると、たしかにホネっぽくはあるんだけどそれほど硬い感じはなくて、肉も思ったより多くついている。あれ!? これはいけますよ。カウンター上に置かれた山椒の粉をかけて残りもムシャムシャ。なんと、ホネも含めて全部食べることができるし、なにしろうまいっ! アッハッハ。これは驚いた。
トコトコ歩いての帰り道に、ちょっと寄り道して氷なしホッピー1杯(400円)に皮を2本(60円×2)にウナギの頭を1本(80円)。しめて600円なんてのが今のところの推奨コースかも!
本日、約50分の滞在は1,350円でした。どうもごちそうさま!
氷入りホッピー / いい泡立ち / イカ大根
ナカ(焼酎)おかわり / 皮(塩) / うなぎ頭焼き
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