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奥さんも安心!? … 立ち飲み「やき屋(やきや)」(荻窪)

金曜日。横浜での仕事を終えて、台風のような暴風雨(雨は少なくて、どっちかというと風がひどい!)の中をトコトコと帰ってきたのは荻窪です。ここから自宅まではバス1本10分強なのでもう自宅に着いたも同然。ちょいと1~2軒、寄って帰りますか。まずはやっぱり「やき屋」です。

金曜午後9時前の「やき屋」は予想どおりお客さんでいっぱい。かろうじてギリギリひとり分ほど空いていた左手サブカウンターのわずかなすき間に入れてもらい、ホッピー(300円)とイカミミ刺身(150円)、そしてイカナンコツ焼(150円)を一気に注文します。

店を切り盛りするのは女将さんと、その義弟のゲンさん。女将さんがお会計やホール(カウンターの外まわり)を担当し、ゲンさんが主として料理を担当しているのです。その女将さんからすぐにホッピーのセット(氷入りのサワーグラスに入れられた焼酎と瓶入りホッピー)が渡され、そのホッピーを作っている間にカウンターの中でゲンさんがスッスッと引いてくれたイカミミ刺身が出されます。

この店は150円(+消費税)均一という価格ながら、イカは下ごしらえまで終わらせた状態で冷蔵庫にスタンバイされていて、刺身は注文を受けてから引いて出してくれるし、イカナンコツ焼などの焼き物は注文を受けてから焼き始める。だから焼き物は少し早めにたのんでおくのがいいのです。

刺身は普通のイカ刺身と、エンペラ部分のイカミミ刺身、そしてゲソワサの3種類があり、それぞれ個性ある味わいと食感が楽しめるのです。イカミミは、普通のイカ刺身にくらべると身がしっかりとしていてプリプリ感が楽しめます。逆にイカ刺身のほうは、イカの身のやわらかい甘みが堪能できるように思います。

ちょうどミミ刺しを食べ終わり、1杯目のホッピーを飲み干すころにイカナンコツ焼も出てきます。いいタイミングですねぇ。ここでナカ(ホッピーの焼酎部分のおかわり、150円)をもらって、イカナンコツ焼には七味唐辛子をパラパラっとふりかけて、いっただきまーす!

イカナンコツ焼は、ゲソの付け根、ちょうど胴体の中に入り込んでいる部分をタレ焼きにしたもの。本当にナンコツがあるわけではないのでしょうが、ちょっとコリコリっとした噛み応えが楽しい人気の一品なのです。人によってはあえて塩焼きにしてもらったりしている人もいますが、私はデフォルトのタレ焼きが好きだなぁ。

ふらりととなりに入ってきたのは、常連のbbislandさんです。「いやぁ、この店よりほかの店に行く気がおこらなくて、いつもここですよ」と笑うbbislandさん。そういう常連さんが多いお店なのです。bbislandさんは、先日、奥さんとともに「秋元屋」から「やき屋」というコースをまわって、行きつけのお店を紹介したところ、とても安心されたのだそうです。たしかにこれらの店は奥さんから見ても安心でしょうね。

約40分の滞在は、ホッピー2杯(外1中2)とつまみが2品で788円(750円+税)でした。どうもごちそうさま!

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ホッピー / イカミミ刺身 / イカナンコツ焼

店情報前回

《平成18(2006)年10月6日(金)の記録》

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コメント

こんばんは
すっかり寒くなりました
ので、始まりましたね
ご存知のこととは思いますが
「だいこん」です
私の駆けつける頃には汁一滴も残っていませんがorz

この間のコースへ連れて行けとうるさい女房子供残し
土曜口開け狙っていってきます

追伸 野毛界隈攻めて来ました
浜田さんの単身生活がこの上なくうらやましくなりました
ではまた

投稿: bbisland | 2006.11.14 01:13

コメントありがとうございます。>bbislandさん
イカ大根を食べてから、コメントに返信しようと思っていたのですが、「やき屋」に行く機会がなかなか作れていない状況です。
イカ大根に塩辛で燗酒をキューッといきたいですね!!(^^)

投稿: 浜田信郎 | 2006.12.17 21:12

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土曜日なのに出勤日。横浜での仕事を終えて、やって来たのは荻窪は「やき屋」です。「これを食べなきゃ冬がこない」そんな料理のひとつが「やき屋」のイカ大根。この冬は、まだいただいていないのです。 「こんばんはー」と入った午後8時半の「やき屋」は右手のメイン立ち飲みカウンターに2人、左手のサブ立ち飲みカウンターに2人、左手奥のテーブル席(座れる)は先客なしと「やき屋」にしては「ものすごく」と言っていいくら... [続きを読む]

受信: 2007.02.18 09:17

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