日付けが変わって … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野)
門前仲町の駅でH氏、K氏と別れ、近所の酒友・にっきーさんとともに地下鉄東西線で中野へ。下町・深川方面から、中央線沿線方面へは地下鉄1本(所要時間約25分)でつながっているので便利なのです。
中野駅に到着したのは日付けが変わって午前0時半。金曜の夜なのでもう1軒行きますか!
鮮度の高いもつ焼きが人気の「石松」は、店が開くのは午後8時ごろと遅いのですが、翌日午前4時ごろまでやっているので、最後の砦としてやってくるお客さんも多いお店。この時間帯でもカウンター8席程度のみの店内は満席に近いにぎわいなのです。そのカウンターの一番奥のほうにかろうじて空席があり、なんとかふたりすべり込むことができました。
にっきーさんと連名でキープしているキンミヤボトルを出してもらって、カウンター上に置かれている生茶で割って乾杯すると、お通しにはモヤシと豚耳を出してくれます。ふたりで来ると別々のものを出してくれるのがうれしいですね。
タイミングよく、まな板の上にはレバーがのっているところ。さっそくレバ刺し(380円)を1人前注文します。この店は注文を受けてから大きな肉のかたまりをカットして焼くのが特徴。したがってちょうど今調理しているものを注文するのが早く食べ物にありつけるコツなのです。
刻みネギがかけられ、おろし生姜とおろしニンニクが添えられたレバ刺しは、今日もつややかで見るからにおいしそう。小皿のひとつにはゴマ油+塩を、もうひとつには醤油を入れて、あっちで食べたり、こっちで食べたりしながら味の違いを楽しみます。
「今度は何を作りますか?」と店主(マスター)に聞いてみると「次はハツと玉子」とのことで、さっそくそれも便乗注文(各1本100円)。両者とも久しぶりにいただく品です。
続いてはオッパイ。文字どおり豚の乳房です。なんと豚には1頭あたり14個もの乳房があるのだそうです。オッパイは脂肪分が多いので、鮮度がよくなければすぐに臭みが出てしまうので、鮮度の高いもつ焼き専門店で食べることをおすすめします。今まで食べた中では、ここ「石松」や「ホルモン」「久仁」「秋元屋」などのものが美味しかったです。オッパイは1本120円ですが、今日はバラのままで焼いて皿盛りで出されました。
最後はにっきーさんの大好物、牛ミノ(1本150円)です。私もにっきーさんにすすめられて、ここの牛ミノを食べはじめ、今じゃすっかりはまっている一品でもあります。醤油味で焼き上げた牛ミノは、コリコリとした食感が実に心地よいのです。
ゆっくりと2時までのもつ焼きタイムは、ふたりで1,680円(ひとりあたり840円)。まだまだお客さんがいっぱいの「石松」をあとに、にっきーさんとふたり、タクシーで自宅へと帰還したのでした。
横濱(ハマ)の酒場通・iiさんの都内来訪ではじまったこ今日の飲み会。残念ながら全員が一堂に介することはできなかったものの、酒友・H氏、地元在住のくまさん、歩く酒場事典・K氏、そして近所の酒友・にっきーさんと輪が広がった楽しい金曜日になりました。みなさんどうもありがとうございました。
豚耳とモヤシ / レバ刺し / ハツ(塩)
たまご / オッパイ / 牛ミノ
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