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しっかりしていてやわらかい … 「豚の味珍(まいちん)」(横浜)

西谷(にしや)から相鉄本線で15分弱。横浜に到着したのは午後7時50分。まだまだ夜ははじまったばかりですねぇ。もう1軒行きますか! とやってきたのは西口・狸小路にある「豚の味珍」です。ここもまた濱の酒場通・iiさんや湘南のモツラー・G.Aさんの行きつけのお店。本日のゲストである祝さんとMさんにとっては初めての「豚の味珍」だそうです。

土曜日の夜とあって本店側は1・2階とも満席。向かいの支店の2階に空きがありました。本店、支店ともに1階はカウンター席のみ。本店2階はカウンター席とテーブル席が1卓。そしてここ支店の2階はカウンター席にテーブル席が何卓か並んでいて「味珍」4店舗(1階と2階はそれぞれ別店舗なのです。)の中でもっとも広いのでした。

まずはビール(キリンラガー中瓶、500円)をもらって、本日5回目(5軒目)となる乾杯をし、定番の豚の尻尾(700円)、耳(700円)、胃(700円)、そしてもちろん棘白菜(ラツパーサイ・白菜の漬物、300円)もいただきます。

ここの豚(頭、舌、足、耳、尾、胃)の特長は、やわらかさと弾力感の絶妙なバランスにあります。中華料理で煮込まれた豚足のように箸でつまんだだけでズルリと肉が落ちるほどのやわらかさでもなく、そうかといって歯で食いちぎらないといけないような硬さでもない。しっかりとしていて、やわらかいという、「味珍」ならではの料理なのです。

それを各自の好みで酢、辛子、醤油、ラー油などを混ぜ合わせたタレにつけていただきます。タレとして腐乳(ふにゅう、150円)をお酢で溶いたもの(←これを常連さんたちは、それをはじめた人の名前をとって“石井バージョン”と呼んでいます。)もおいしいので、腐乳もひとついただきました。

ビールではじめたものの、やはり「味珍」の豚を食べはじめるとビールではあきたらず、すぐにヤカン(350円)に切り替えです。ヤカンというのは焼酎を入れているヤカン風の容器のことですが、それがそのまま焼酎の代名詞にもなっているのでした。これに瓶で出される梅シロップを入れていただきます。

これまた1時間の滞在は5人で5,100円(ひとりあたり1,020円)。横浜駅から市営地下鉄線のiiさん、JR線のG.Aさん、京急線の祝さんとMさん、そして東急線の私と、みんな路線がバラバラなので、横浜駅での解散となりました。今日はたっぷりとありがとうございました。>参加されたみなさん

ということで午後2時にはじまり、午後9時まで、たっぷりと7時間の横浜地区飲み会は、5軒合わせても5人で22,100円、ひとりあたり4,420円、1軒あたりひとり平均884円という格安飲み歩きツアーとなったのでした。うーむ。それにしても5軒ともいい店ぞろいであったことよ!

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「豚の味珍」 / ビール(キリンラガー中瓶) / 棘白菜

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豚の尾 / 豚の耳 / タレにつけた尾

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豚の胃 / ヤカン(焼酎)を注いで / 梅シロップ投入

店情報前回

《平成18(2006)年12月16日(土)の記録》

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コメント

豚の味珍は私たちの間では「豚屋」で通っています。
頭から尻尾まで豚の各部位を味わえる楽しいお店ですよねえ。
ビールをチェイサー代わりに飲むヤカンも最高ですねぇ。
注いでもらって、まず一口すすり、受け皿の焼酎を継ぎ足して飲む作業も楽しいです。
あの急な階段で落ちた人っているのですかね。
私はまだ見たことがありません

投稿: きいち | 2007.01.29 07:45

私も落ちる人を実際に見たことはありませんが、やはりいるのはいるそうです。>きいちさん
なにしろ階段が急ですもんね。本店の側は転がり落ちても下の壁にぶつかって終わりそうですが、支店の側は道路まで転がり出てしまいそうですよねぇ(^^;;

投稿: 浜田信郎 | 2007.03.04 21:06

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 ふらり、ふらりと、ひとり酒。そんなときに行くお店は、たとえば大衆酒場であったり、立ち飲み屋であったり、もつ焼き屋であったり、そしてたまには小料理屋であったり。  「専門的な料理で飲める店」というジャンルもあります。そば屋で飲む酒や、寿司屋で飲む酒などが、それにあたりますが、それとは別に、その店でしか食べられない料理があるお店、というのもあります。  鳥唐揚げの「とよ田」(自由が丘)や「鳥房」(... [続きを読む]

受信: 2007.11.24 12:10

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