北京ダック … 中華料理「中国茶房8(ちゅうごくさぼうえいと)」(恵比寿)
久しぶりの恵比寿「中国茶房8」での北京ダックの会を準備してくれたのはここっとさん。集まったのはそのここっとさんと宇ち中さん、Mさん、私の4人。日曜、午後6時の店内は中国人の団体さんもいて、なんだか日本じゃない雰囲気の大にぎわいです。
まずはビール(スーパードライ中瓶、610円)をもらって乾杯し、51種類ある210円均一の前菜類の中から塩水豆三様という枝豆、大豆、落花生の三種和えを、30種類ある3個で105円の水餃子の中から貝柱、セロリ、椎茸の3種を、そして名物・北京ダックを注文します。
もちろん普通の中華料理のメニュー、たとえばエビのチリソース炒め(1,060円)や回鍋肉(キャベツと豚肉の辛口炒め、725円)、麻婆豆腐(715円)、卵ときくらげの肉野菜炒め(750円)、焼きビーフン(640円)などもあるのですが、この店の特徴なのは210円均一の前菜メニュー。棒々鶏絲(バンバンジー)や豚足のニンニク和え、揚げピーナッツの香酢和え、ピータン、酸辣白菜(白菜の甘酢漬け)、自家製腸詰め、クラゲ、鶏砂肝のにこごり、牛ハチノスの醤油煮、ザーサイなどなど、呑んべにとってはこれでもう十分という料理が51種類並んでいるのです。しかも同じ値段で24時間営業ですからねぇ! ありがたいかぎりです。
そして、ここっとさんが水餃子にはまったために判明したのが、この店の水餃子のすごさ。ひと皿3個入りが105円の水餃子は、ニンニクの芽・豆腐・竹の子・ほうれん草・白菜・インゲン・ネギ・セロリ・シイタケ・ニラ・白菜漬け(酸菜)・ピーマン・ナス・青唐辛子・豆苗・大根・トマト・タマネギ・ニンジン・キュウリ・モヤシ・しそ・キムチ・エビ・貝柱・たらこ・チャスグー・サザエ・高菜・サケという30種類。しかも作り置きはせずに、注文が入ってから手作りで作るというものなのだそうです。
もう、前菜と水餃子、それに紹興酒だけでいいやって感じですね。その紹興酒はボトルが1,660円。ボトルごと燗していただきます。
さぁ、北京ダックも焼きあがったようです。料理担当のおにいさんが、焼きあがった丸ごと1羽の鴨をお盆に入れて、我われの席まで見せに来てくれます。こうやって見せてくれた後、皮のところを切り取って北京ダックとして仕上げていくんですね。この鴨は皮の部分を北京ダックとしていただいたあと、残った鴨肉は野菜と一緒に炒め物して出してくれ、さらにガラの部分はスープにしてくれて、1羽丸まるで3,680円。今日のように4人でいただくと、ひとりあたり920円ですからねぇ。これもまた安いです。
あっためられた直径20センチほどの皮に、鴨の皮やキュウリやネギなどの野菜類などをのせてタレを付け、くるんでいただきます。
北京ダックをたいらげたところで、まだお腹のほうにも余裕があるので糖醋排骨という、北京風スペアリブの甘酢じっくり煮込み(1,060円)と、山東大饅頭(自家製特大蒸しパン、180円)を追加します。中華料理は人数が多いほうがいろいろと楽しめていいですね。
3時間弱の滞在は4人で12,175円(ひとりあたり3,045円ほど)でした。
総客数(108席)の割りに店員さんが少なくて、注文が通しにくかったりするところが難点ですが、コストパフォーマンスはすばらしいですね。六本木や赤坂にも姉妹店があるようです。
「中国茶房8」 / 枝豆、大豆、落花生の三種和え / ビールで乾杯
水餃子3種 / 北京ダックお披露目 / 紹興酒は燗してロック
テーブルに並んだ北京ダック一式 / 鴨の皮 / 皮の上に肉や野菜をのせて
くるりと巻いていただきます / 鴨肉と野菜の炒め物 / 鴨のスープ
スペアリブ甘酢煮込み / 自家製特大蒸しパン
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