相似形・美人母娘が営む … 立ち飲み「小鉢(こばち)」(横浜・上大岡)
横浜転勤となったにっきーさんと「鳥佳」を出て、京急本線の上大岡駅へ。ここで帰りの時間を確認します。にっきーさんと私の自宅はすぐ近く。私が近距離単身赴任をしているのに対して、にっきーさんは自宅からの通勤を選ばれているので、これから西武線方面まで帰らないといけないのです。
現在、午後10時20分。ここからだと11時31分発の特急・品川行きに乗れば帰りつけそうですが、安全を見て11時12分発に乗ることにして、それまでの時間を利用してもう一軒!
やってきたのは「鳥佳」から見ると駅の反対側にある立ち飲み屋「小鉢」です。ここは相似形・美人母娘で営む人気の立ち飲み屋なのです。
「こんばんは」と店に入ると、御影石っぽい高級さのL字立ち飲みカウンターはゆるやかに満席状態。しかし、そこは立ち飲みのうれしさ、ゆるやかに立っていたお客さんたちがちょっとずつ詰めてくれて、入口近くにふたりが立てるくらいのスペースを作ってくれました。ありがとうございます。
さっそく生ビール(アサヒスーパードライ中ジョッキ、420円)をもらって乾杯します。このほかの飲み物はたとえばビンビール(キリン一番搾り大瓶)が525円のほか、燗酒(菊正宗)やグラスワイン、ウーロンハイ、緑茶ハイが315円、レモンサワーやグレープフルーツサワーなどは365円です。
カウンターの中はスチュワーデスさんのように、髪を上にひっつめたスタイルの美人母娘のほか、手伝いの女性もひとり加わって3人で切り盛りしているようです。最初に相似形・美人母娘と書いたとおり、このふたりはとてもよく似ている。この若い娘さんが、そのままきれいに年を重ねるとこういう姿になるんだろうなぁ、という姿で横に立つお母さん。まるでひとりの役者さんが、見かけの年齢だけを変えて見せるメイクをしたかのようなのです。
御影石のカウンターに美人母娘と、なんだかカウンター割烹のような風情ながら、ずらりと50品ほど並ぶ料理の大半は315円、そうでないものも420円というリーズナブル・プライスなのです。たとえばホウレン草やウルイのおひたし、肉じゃが、もずく酢、いわしの塩焼、うにくらげ、鶏の唐揚げ、塩辛、冷奴、冷しトマトなどが315円で、マグロの中トロ、〆サバ、カキフライや、ざるそば、焼きそばなどが420円です。
そんな中からポテトサラダ(315円)と自家製ぬか漬け(315円)をもらうと、ぬか漬けはなんと大根、キュウリ、ナス、ニンジンの盛り合わせ。これで315は安いよなぁ。
お客さんは美人母娘に引かれたおとうさん族ばかりかと思いきや、これが女性客もけっこういます。女性だけで切り盛りしている店なので、女性客も入りやすいのかもしれませんね。男性客も若い人から年配客まで幅広い。
日本酒や焼酎も何種類かの銘柄が置いてあって、日本酒(地酒)は一合630円からで、焼酎は470円均一。カウンターの上にも何本かの一升瓶が並んでいて、その中の珍しそうなのをにっきーさんが1杯、ロックで注文します。私も横からいただいたのですが、残念ながら銘柄を失念。そのとき写した写真の背景に芋焼酎「宝山」と黒糖焼酎「あまみ珊瑚」の瓶が写っているので、そのうちのどっちかなのでしょうか。
そうこうするうちに、すぐに電車の時刻やってきてしまいます。お勘定はふたりで1,940円(ひとりあたり970円)でした。どうもごちそうさま。
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