名物・もつカレー煮込み … 立ち飲み「ぼんそわ」(新橋)
「jirochoの居酒屋大好き!」のjirochoさんから、「もつカレー煮込みがおいしいですから、ぜひ行ってみてください」とご紹介していただいて、やってきたのは新橋の立ち飲み屋「ぼんそわ」。昨年5月にオープンしたばかりというこの店は、まだ1年たってないんですね。
コの字の立ち飲みカウンターだけのこぢんまりとした店内は、ギュッと詰めて立って12~3人分のキャパシティでしょうか。その店内を若い店主(30歳前後か?)とそのおかあさんのふたりで切り盛りされているようです。
まずはホッピー(350円)を注文すると、なんと出されたホッピーはシャリシャリのフローズンホッピー。しかも冷凍されて白く凍りつくホッピージョッキにソトが入りきらないほどの分量です。お通し(サービス)は小さな小鉢に盛られた酢ダコ。のんべ心をくすぐるお通しがうれしいですね。
お勘定は商品引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)。カウンター上に置かれた銀色のお皿の上に千円札を置くと、そこにお釣りの650円を置いてくれます。
さぁ、そしてお目当てのもつカレー煮込み。壁のメニューには「もつカレー煮込み300円。玉子+100円」と書かれていたので、「カレー煮込みを玉子入りで」と注文すると、煮込みと玉子は別盛りで出してくれると言います。もう一度、今度は手書きの黒板メニューを確認してみると、今は「もつカレー煮込み」(300円)と「カレー玉子」(100円)という、それぞれ独立したメニューになっているようです。
もつカレー煮込みは、シロだけではなくて、タンやフワ(チレかも?)などいろんな部位が入っています。口に入れた瞬間はやや甘~い味わいなんだけど、やや遅れてジワッと辛味がやってくる。いやぁ、たしかにおいしいなぁ、これは。
カレー玉子は、同じ煮込み鍋の中で煮込んだ玉子ですが、これがなんと半熟玉子なんです!
この店の煮込み鍋は、カウンターの一番先っぽ(入口近く)の内側にある電磁調理器の上に乗せられています。そして注文を受けるつど再加熱して出してくれるのです。「こうしないと玉子に火が通ってしまって、半熟状態を保てないんですよ」と店主。なるほど。煮込んでいるのに半熟玉子、という相反する状態を維持するのもけっこう大変なようです。
もつカレー煮込みの具(もつ)をひとしきり食べおえた後は「もつカレーの残りに、なすったりして食べませう!」とメニューに書かれている「フランスパン」(100円)を注文。2センチ幅くらいにスライスされた2枚のフランスパンは、カリッとトーストされて出てきます。これをカレー煮込みの汁に浸して食べると。。 うまぁーっ。これだけでいいつまみになりますねぇ。ワイン(赤、350円)なんかも合うかもね。でも、今日はシャリシャリホッピー(350円)を、もう1杯おかわり。今度は黒ホッピーでお願いします。
手書きの黒板メニューから古漬(150円)を注文すると、キュウリやナス、ニンジンなどの古漬を細かく刻んだものが小鉢に盛られて出されます。これもいいなぁ。
ちなみに他の黒板メニューはシラスおろしや冷奴の150円から冷やしトマト、ハムカツ、ポテトサラダ、マカロニサラダ、うるめ丸干などの200円もの、山ウドとワケギのぬた、煮込みハンバーグ、焼きナスなどの250円ものへと続き、鳥唐揚げ(300円)、アジたたき(350円)などがあって、一番高いものがマグロぶつの400円です。
店内にはほぼ毎日来られているらしい常連さんたちが続々とやってきます。なるほどこの値段だと、毎日やってきても大丈夫そうです。
さぁ、店内が満員になったところで私はボチボチ引き上げますか。
2時間ほど立ち飲んでキャッシュ・オン・デリバリーの支払い総額は1,350円でした。どうもごちそうさま。
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