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連休前に中華で一献 … 中華料理「麗郷(れいきょう)」(渋谷)

ここっとさんと、その婚約者・Mさんと3人で、渋谷の台湾料理の老舗、「麗郷」です。金曜、午後9時の店内はびっしりと満席模様ながら、1階店内右手奥の壁にへばりつくように置かれている3人掛けテーブル席が空いていて、そこに座ることができました。

へぇー、こんな席があったんですね。この店の1階は比較的大き目(8~10人用程度)の円卓が並んでいるほか、カウンター席が10席分ほどあって、ひとりで来るとカウンターに、2~3人だと入れ込みで円卓の空いている部分に相席となることが多いのですが、その店の隅っこに、こんな卓があったとは知りませんでした。ここも実は円卓で、店の中央部に置けば4~5人くらいで囲むこともできそうなのですが、片側を壁にくっつけているので3人でちょうどです。

まずはビール(サッポロ黒ラベル中瓶、500円)をもらって乾杯し、料理のほうはニラレバ炒め(1,000円)に腸詰(800円)、春巻(800円)から開始です。

Mさんの選んだニラレバ炒め(韮菜炒豚肝)は、レバニラではなくて、ニラレバという名称のとおり、むしろニラがたっぷり。これに薄切りのレバーが混ざっている状態で、ニラそのもののおいしさが味わえます。

「ここの黄ニラ炒めもおいしいらしいんだけど、これだけがちょっと高いんですよ」と、ここっとさん。どれどれ、とメニューを確認してみると、青菜炒めが1,000円、空心菜炒めが1,200円、モヤシ炒めが900円と、千円前後の野菜炒めメニューが並ぶ中で、黄ニラ炒め(炒韮黄)だけが、なんと2,000円。たしかにこれだけが高いなぁ。

腸詰(煙腸(エンチャン))は、この店の名物のひとつ。カウンター席の上に、ずらずらと連なってぶら下げられているのが圧巻で、注文するとこれを斜めにスライスして、白髪ネギ、香菜(パクチー)を添えて出してくれます。

ここっとさんの選んだ春巻は、カリッと揚がった熱々のものが5個で1人前。カリッと齧った中から、あふれるように出てくる餡がいいですねぇ。

ビールをおかわりし、紹興酒(一合、700円)も燗してもらいます。料理のほうも焼豚(叉焼肉、1,500円)や、枝豆と高菜炒め(咸菜毛豆、1,300円)を追加します。

豚料理が多いのも、この店の特徴のひとつ。すでに注文した腸詰や叉焼肉のほか、豚耳、豚尾(各700円)、豚脚、豚舌(タン)、豚頭肉(カシラ)、豚心臓、炒豚肝(レバー炒め)、炒腰花(豚マメ炒め)、炒生腸(子袋炒め)、炒豚肚(ガツ炒め)(以上各800円)などがそろっています。もちろん、普通の中華料理屋にもある豚肉うま煮、豚肉から揚げ、豚肉天ぷら、酢豚、豚肉甘酢辛子炒め、回鍋肉(ホイコーロ)、炸丸子(肉だんご)、八宝菜(以上各1,500円)なども並んでいて、メニューの中の『豚料理』という項目のところだけでも、ざっと30品のメニューが並んでいるのです。

枝豆と高菜炒めは、餃子と並んで、ここっとさんがはまっている品物のひとつ。メニューの名称どおり、たっぷりの枝豆(サヤから取り出した豆のみ)を高菜とともに炒めて、仕上げにとろみがつけられています。サヤごとゆでた枝豆から、自分で豆を取り出しながらいただくのもおいしいのですが、こうやってたっぷりと盛られた豆を、大きいスプーンでガバッとすくって頬張ると、なんだか贅沢をしてるような感じになります。

最後に五目入り焼きそば(什景炒麺、900円)をいただいて終了。約2時間の滞在は3人で11,865円(ひとりあたり3,955円)でした。どうもごちそうさま。

さぁ、明日からはゴールデンウイークの9連休だ!

070427a 070427b 070427c
「麗郷」 / ビール / ニラレバ炒め

070427d 070427e 070427f
腸詰 / 春巻 / 焼豚

070427g 070427h 070427i
紹興酒(一合) / 枝豆と高菜炒め / 五目入り焼きそば

店情報前回

《平成19(2007)年4月27日(金)の記録》

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