インド式とんこつカレー … ラーメン「御天(ごてん)」(下井草)
野毛飲みを終えて、都内の自宅へと向かいます。品川で山手線に乗り換えたところで、にっきーさんから「会社飲みを終えて、横浜から電車に乗ったところ」との連絡。おぉ、それはそれは。それじゃ、最後に自宅近くで飲みましょう。
「それじゃ先に御天に向かってます」と返信すると、
「高田馬場まで山手線で、あとはタクシー。1時半ごろ到着の予定です」と、にっきーさん。
そうか。私が乗ってる電車が、西武新宿線の終電に間に合うかどうかというギリギリの電車なので、今、横浜を出たとなると、もう西武線は終わってるんですね。
「御天」に到着したのは、日付けが変わって午前1時前。まずは地下の焼酎バー、「ゴテンズバー」へと潜(もぐ)ります。
金曜日の夜とあって、カウンター席は常連さんたちがいっぱい。何度か来ているうちに、私も少し顔を覚えてもらえたようで、「こんばんは」とか、「あれ? 今日は、にっきーさんは一緒じゃないんですか」といった声も飛んできます。
「にっきーさんも、こっちに向かってるところなので、あと30分もすると到着されると思いますよー」と返事をしながら、カウンターの一番手前の席に座り、まずは芋焼酎「玉露」(本甕仕込)のロックでスタートです。
近くの席の常連さんと話しながら過ごすうち、にっきーさんも到着し、芋焼酎「伊佐錦」(白麹仕込)のロックです。近くの席の常連さんは、もちろん、にっきーさんともすごく親しいので、話もはずんで2時半頃まで。お勘定はふたりで1,550円(ひとり775円)でした。
地上の「御天」に移動して、今度は玉露ハイ(400円)、ウコン茶ハイ(400円)に、つまみはタラモサラダ(350円)です。
ここはラーメン酒場と言ってもいいくらい、酒や肴にも力を入れているラーメン屋。定番のつまみメニューのほかに、「本日のオススメ」と書かれた張り紙もあって、たとえば今日はゴーヤチャンプル(500円)、さつまあげ(300円)、ザク切りキャベツ(200円)、そら豆(200円)、えだ豆(200円)などが書き出されています。
「普通のラーメンもおいしいですけど、ちょっと変わったラーメンもまたおいしいんですよね」と、にっきーさん。
この店には、普通のラーメンや、そのトッピングが変わったラーメン類のほかに、とんこつトムヤムクン風味のタイ式ラーメン(830円)や、とんこつカレー風味のインド式ラーメン(980円)、さらに温かい麺と冷たい麺が選べるとんこつ風味の、つけ麺(850円)や、とんこつトムヤムクン風味のタイ式つけ麺(950円)などもメニューに並んでいるのです。つけ麺になると替玉が200円(普通のラーメンの替玉は130円)になるんですね。夏場だけの黒酢冷し麺(830円)なんてのもあるようです。
「今日はインド式が食べたい気分なんです」とのことで、私も便乗してインド式を食べてみることにします。
注文してしばらくすると、厨房からおいしそうなカレーの香りが漂ってきます。うぅー。これは、この段階から味に期待がわいてきますねぇ。
そして出てきたインド式ラーメンは、スープがカレー風の色合いになっているのと、中央部にカレー色の肉味噌がのっている以外は、のりも刻みネギも、普通のラーメンと同じ。
まずはスープから。そんなに辛いスープではありません。
「肉味噌がカレールーみたいになっていて、それを溶かし込んでいくと濃くなるんですよ」と、にっきーさん。なるほど、この肉味噌が決め手なんですね。
食べているうちに、じわりと身体が熱くなってきます。とんこつとカレーという組み合わせも不思議と合うんですねぇ。
やぁ、おいしかった。お勘定はふたりで3,110円(ひとり1,555円)でした。どうもごちそうさま。
店を出たのは、ちょうど午前3時。今週も、とっても長い金曜日の夜でした。
「御天」「ゴテンズバー」 / 玉露(本甕仕込) / 伊佐錦(白麹仕込)
玉露ハイとウコン茶ハイ / タラモサラダ / インド式ラーメン
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