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横浜で飲んで、中野へ … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野)

070511z連休明けの1週間もバタバタと過ぎて、気がつけばもう金曜日。午前中の都内での仕事を終えて、帰り道にJR京浜東北・根岸線は新杉田駅の近くにある「バーグ」で昼食です。ここ「バーグ」はカレーとハンバーグの店で、名物はスタミナカレー(720円)なんだそう。さっそくそのスタミナカレーを注文すると「玉子は焼きますか? 生ですか?」と店のおばちゃん。トッピングとして玉子が1個付くのですが、それが目玉焼きでも、生でもいいのだそうで、その確認です。「焼きでお願いします」。

すぐに出てきたスタミナカレーは、カレー皿にたっぷりのカレーの上に、目玉焼き(玉子1個)がのって、さらにその上に豚肉の生姜焼きが山盛り!

このスタミナカレー、この店の他のカレーが大皿で出てくるのに比べて、小さめのお皿で出てくるので、ちょっとなめてかかってたら、けっこうなボリュームです。しかもカレーも意外と辛め。きっちり満腹になって職場へと帰ります。

仕事終了後は、連休明けから職場に加わったメンバーの歓迎会で、職場の近くの居酒屋へ。古くから続く老舗居酒屋らしいのですが、ベテランのおばちゃんたちが、あまり働こうとしないタイプのようで、人数分の皿に盛られた料理はすべて入口近くのお客に渡して、そこからみんなに配らせるは、飲み放題の飲み物を注文しようとすると「注文は何人分かずつまとめてしてください」と、まとまるまで注文も取ってくれないは。しかし、皿を下げるのだけは爆発的に早くて、多少食べ物が残っていても「お下げしますね!」と、ほぼ有無を言わせず下げてしまうのでした。

うーむ。店のホスピタリティに厳しい某・飲み先輩が同席していたら、テーブルをひっくり返しちゃいそうな雰囲気でしたよぉ。(爆)

この地域にも大手居酒屋チェーン店は増えてきているので、接客などにも気をつけていかないと、お客さんがみんなチェーン店に流れていっちゃうんじゃないかなぁ。この地域の老舗居酒屋だけに、ちょっと残念ですねぇ。

横浜での歓迎会の後は都内へと移動。宇ち中さんと示し合わせて「石松」です。

午後9時半過ぎに店に到着すると、予想どおり店内は常連さんたちで満席状態。しかし、少し早く到着した宇ち中さんが、二人分の席を確保してくれたので無事に入ることができました。

にっきーさん、宇ち中さん、私の3人で連名のキープボトル(金宮)を、まずはホッピーで割って乾杯すると、お通しはセンマイの刺身。この店には、センマイ刺、モヤシ酢、豚耳、冷奴など何種類かのお通しが用意されていて、何人かで行くと、それぞれ違うものを出してくれたりするのです。

まずはレバ刺しをハーフでもらって、さらにレバーの串焼きも塩で1本お願いします。

大きなレバーの塊りから切り出すレバ刺しと、同じくその場で切り出して串を打って、炭火で軽く炙って出してくれる串焼き。どちらも鮮度は抜群です。

レバ刺しは、生姜醤油でひと切れ、ふた切れ。ニンニク醤油でもひと切れ、ふた切れ。そして残りを塩+ゴマ油でと、ぜいたくに味を変化させながらいただきます。レアーに焼いてくれた塩焼きには、ちょいとワサビをのせてパクリ。レバーの甘さの後にやってくる鼻にツーンと抜ける感じがいいですねぇ。なにしろレバーそのものの味がいいので、どうやって食べてもおいしいのです。

だれかからハツモトの注文が入ると、我も我もと便乗注文の手があがります。もちろん我われも塩焼きでひとり1本ずつ。これも大きなハツ(心臓)の塊りから切り出して、串を打ち、そのまま焼き台へ。プリッとした食感が絶妙です。

大常連さんの「丸いのできるー?」という質問に「できるよ」と店主。そしてみんなにも「丸いのいる?」と聞いてくれます。もちろん、もちろん。ぜひお願いします。

「丸いの」というのは、この店の名物のひとつ、つくねのこと。これまた、注文を受けてから挽肉をこねて、まん丸く整形しながら湯通しし、3個ずつ串を打って焼き上げる。注文した人数を確認しながら、きっちりと人数分だけの下ごしらえをするのです。つくねは人気の品だから、多めに作ってもすぐに売れちゃいそうなのに、決して多めに作ることはしない。これが店主のポリシーなんですね。

午後11時半まで、約2時間の滞在は、二人で2千円弱(ひとりあたり千円弱)でした。どうもごちそうさま! 宇ち中さん、遠くまでやってきていただき、ありがとうございました。

070511a 070511b 070511c
営業中の「石松」 / お通しはセンマイ刺身 / レバ刺ハーフ

070511d 070511e 070511f
レバちょい焼き塩+ワサビ / ハツモト塩 / ツクネ塩

店情報前回

《平成19(2007)年5月11日(金)の記録》

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» 久しぶりの石松 [宇ち中]
2007/05/11 前日の撃沈呑みでネクタイを締めたまま布団の上で覚醒したのが朝の4時。シャワーを浴びて再び寝て、6時の目覚ましで起きると今度は体中がきしむ感じがして起きあがれません。原因不明の高熱。結局、出社を取りやめ一日寝ていました。夕方には熱が下がり、普通の状態に。そしてこの日、はまださんとお会いする約束があったので、20時過ぎに家を出て中野に向かいました。ちょっと早めに中野に着いてウナギのお店「川二郎」を覗きますが満席。ふらふらとあたりを物色しているうちに石松に着いちゃいました。21:30... [続きを読む]

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