横浜で飲んで、中野へ … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野)
連休明けの1週間もバタバタと過ぎて、気がつけばもう金曜日。午前中の都内での仕事を終えて、帰り道にJR京浜東北・根岸線は新杉田駅の近くにある「バーグ」で昼食です。ここ「バーグ」はカレーとハンバーグの店で、名物はスタミナカレー(720円)なんだそう。さっそくそのスタミナカレーを注文すると「玉子は焼きますか? 生ですか?」と店のおばちゃん。トッピングとして玉子が1個付くのですが、それが目玉焼きでも、生でもいいのだそうで、その確認です。「焼きでお願いします」。
すぐに出てきたスタミナカレーは、カレー皿にたっぷりのカレーの上に、目玉焼き(玉子1個)がのって、さらにその上に豚肉の生姜焼きが山盛り!
このスタミナカレー、この店の他のカレーが大皿で出てくるのに比べて、小さめのお皿で出てくるので、ちょっとなめてかかってたら、けっこうなボリュームです。しかもカレーも意外と辛め。きっちり満腹になって職場へと帰ります。
仕事終了後は、連休明けから職場に加わったメンバーの歓迎会で、職場の近くの居酒屋へ。古くから続く老舗居酒屋らしいのですが、ベテランのおばちゃんたちが、あまり働こうとしないタイプのようで、人数分の皿に盛られた料理はすべて入口近くのお客に渡して、そこからみんなに配らせるは、飲み放題の飲み物を注文しようとすると「注文は何人分かずつまとめてしてください」と、まとまるまで注文も取ってくれないは。しかし、皿を下げるのだけは爆発的に早くて、多少食べ物が残っていても「お下げしますね!」と、ほぼ有無を言わせず下げてしまうのでした。
うーむ。店のホスピタリティに厳しい某・飲み先輩が同席していたら、テーブルをひっくり返しちゃいそうな雰囲気でしたよぉ。(爆)
この地域にも大手居酒屋チェーン店は増えてきているので、接客などにも気をつけていかないと、お客さんがみんなチェーン店に流れていっちゃうんじゃないかなぁ。この地域の老舗居酒屋だけに、ちょっと残念ですねぇ。
横浜での歓迎会の後は都内へと移動。宇ち中さんと示し合わせて「石松」です。
午後9時半過ぎに店に到着すると、予想どおり店内は常連さんたちで満席状態。しかし、少し早く到着した宇ち中さんが、二人分の席を確保してくれたので無事に入ることができました。
にっきーさん、宇ち中さん、私の3人で連名のキープボトル(金宮)を、まずはホッピーで割って乾杯すると、お通しはセンマイの刺身。この店には、センマイ刺、モヤシ酢、豚耳、冷奴など何種類かのお通しが用意されていて、何人かで行くと、それぞれ違うものを出してくれたりするのです。
まずはレバ刺しをハーフでもらって、さらにレバーの串焼きも塩で1本お願いします。
大きなレバーの塊りから切り出すレバ刺しと、同じくその場で切り出して串を打って、炭火で軽く炙って出してくれる串焼き。どちらも鮮度は抜群です。
レバ刺しは、生姜醤油でひと切れ、ふた切れ。ニンニク醤油でもひと切れ、ふた切れ。そして残りを塩+ゴマ油でと、ぜいたくに味を変化させながらいただきます。レアーに焼いてくれた塩焼きには、ちょいとワサビをのせてパクリ。レバーの甘さの後にやってくる鼻にツーンと抜ける感じがいいですねぇ。なにしろレバーそのものの味がいいので、どうやって食べてもおいしいのです。
だれかからハツモトの注文が入ると、我も我もと便乗注文の手があがります。もちろん我われも塩焼きでひとり1本ずつ。これも大きなハツ(心臓)の塊りから切り出して、串を打ち、そのまま焼き台へ。プリッとした食感が絶妙です。
大常連さんの「丸いのできるー?」という質問に「できるよ」と店主。そしてみんなにも「丸いのいる?」と聞いてくれます。もちろん、もちろん。ぜひお願いします。
「丸いの」というのは、この店の名物のひとつ、つくねのこと。これまた、注文を受けてから挽肉をこねて、まん丸く整形しながら湯通しし、3個ずつ串を打って焼き上げる。注文した人数を確認しながら、きっちりと人数分だけの下ごしらえをするのです。つくねは人気の品だから、多めに作ってもすぐに売れちゃいそうなのに、決して多めに作ることはしない。これが店主のポリシーなんですね。
午後11時半まで、約2時間の滞在は、二人で2千円弱(ひとりあたり千円弱)でした。どうもごちそうさま! 宇ち中さん、遠くまでやってきていただき、ありがとうございました。
営業中の「石松」 / お通しはセンマイ刺身 / レバ刺ハーフ
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