誕生日も元気いっぱい … 立ち飲み「パニパニ(Pani Pani)」(中野)
「石松」の出口を出ると、そこがもう「パニパニ」の入口。というか、「パニパニ」は、開けっ放しの入口に、表の道路までお客さんが、あふれている状態なので、「石松」を出たら、そこはもう「パニパニ」の中といった感じです。
BUSHさん、Mさん、Nさん、A嬢、Y嬢ににっきーさんと私と、総勢7名が「石松」から大移動です。
間口はそれほど広くなくて、ちょっと見るとL字立ち飲みカウンターの立ち飲み屋さんなのですが、実はL字のカウンターは奥でさらに左に折れて、左奥にぷくんと広がった空間を取り囲むような構造になっています。今日はギューギューに入ってますが、普通にゆったりと立つと、10人ほど入れる広さでしょうか。さらに店の外の簡易立ち飲みテーブルがありますので、通常は15人ほどなら大丈夫そうですね。今日は、その倍近くのお客さんがいます。
普通の酎ハイ(300円)やレモンサワー(330円)もありますが、この店独特のサワー類もたくさんある模様。そんな独特サワーから、1杯目はアールグレイハイ(360円)をもらいます。名前からわかるとおり、これは焼酎の紅茶割り。香りも高くていいですねぇ。
この店を切り盛りしているのは、今日が誕生日の店主(マスター)と、美人の奥様。ご夫婦ふたりでやってるんですね。そして、その店主の誕生日とあって、入口近くの立ち飲み席には店主のお母さんも、お客としていらっしゃっています。今日は、お誕生日おめでとうございます。
「まず、これを食べてみて」
そう言いながら、BUSHさんがすでにもらっていたお皿を、こちらに回してくれます。お皿の中身は、この店の名物のひとつ、焼き餃子(ギョーザ)。3個なら250円、4個なら330円と、1個あたり単価が80円を超える品ながら大人気なんだそうです。パリパリの羽根が付いた餃子は、たしかにうまいっ。
「店主が、もともと中華をやってたらしくて、餃子などの他の料理もさることながら、炒め物がこれまた絶品なんですよ。特にチャーハン(490円)が、ものすごくおいしいので、最後にいただきましょうね」
とBUSHさん。なるほど。それで中華鍋を振る姿も板についてるんですね。
2杯目の飲み物として、にっきーさんがファイト一発サワー(390円)を注文すると、
「ファイト一発、入りまーすっ!」
と大きな声で復唱した、おかみさんがタウリン2000入りのドリンクを注いで、目の前でファイト一発サワーを仕上げてくれます。さっそく、ひと口飲ませてもらうと、これがまた、意外といける。疲れた身体に、よく効きそうです。ちなみに、店名の「パニパニ」は、宮古島の方言で「元気いっぱい!」という意味なのだそうです。店全体が、元気を志向してるんですね。
私は、2杯目として、自家製と書かれたコーヒーハイ(390円)をいただきます。「満月」のコーヒー割りと比べると、色合いは薄いのですが、香りは同様。味わいも上品で飲みやすい。
料理のメニューが手書きになっているところを見ると、日替わりで書き出されるメニューが変わるのかもしれません。一番安いのが焼きねぎのマリネで150円。そこから新じゃが明太マヨの180円、メンマ、砂肝のピリ辛!、とうべい(「豆酪」豆腐の味噌漬)などの200円ものがあって、210円、250円、270円、290円と200円台のメニューが続き、紙カツ300円、ゴーヤチャンプル330円、ねぎチャーシュー360円あたりが、つまみの最高値。これより高いのは食事物のタイ風カレー480円とチャーハン490円の2品だけ。
そんな中から焼きプチトマト(210円)をもらってみました。焼きプチトマトは、名前の通りプチトマトを焼いたもの。「はいどうぞ」と渡されたお皿には1、2、3、4、…、なんと8個ものプチトマトがのっています。焼いたトマトは、酸味が引き立って大好きなのです。プチトマトだから、大きなトマトよりも食べやすいなぁ。
最後は、BUSHさんが、名物のチャーハン(490円)を、みんなにご馳走してくれます。なーるほど。これは本格的な中華チャーハンですねぇ! 私も、このチャーハンは大好きです。
お勘定は、最後にまとめて精算する仕組み(キャッシュ・オン・デリバリーではない)。ひとりあたり1,000~1,500円ほどでした。ごちそうさま、また来ますね!
名物の餃子(食べかけ) / 調理中の店主 / ファイト一発サワー
自家製コーヒーハイ / 焼きプチトマト / 大人気・チャーハン
| 固定リンク | 0
コメント