濱の酒場めぐり(4) … 立ち飲み「ニューボンボン」(横浜・西谷)
「もう1軒、行ってみたいのは「ニューボンボン」!」
あ、やっぱり。「ニューボンボン」も、濱の酒場通・iiさんに紹介していただいた店。ロケーション的には「みのかん」同様に、最寄駅が乗降客の多い駅ではなく、さらにその駅から歩いて10分ほどかかる場所にあって、普通の人が容易に発見できるお店ではないのです。
京急・神奈川駅まで戻って、横浜駅に出て、そこから相鉄線に乗り換えて西谷(にしや)まで。そこから、トコトコと住宅街に向かう小道に入っていくのです。iiさんは、一番最初、どうやってこの店を見つけたんだろうなぁ。とても、フラリと行ける場所ではありません。
「こんばんは」と入った、土曜日、午後8時前の「ニューボンボン」は、コの字の立ち飲みカウンターの、ちょうど半分にお客さんが入っていて、残る半分(駅に近い側)は空いている状態。その空いているカウンターに、角をはさむように4人で立って、まずはホッピー(360円)からスタートです。ここのホッピーは宝の20度ながら、ホッピージョッキの上の星(110mlライン)まで、たっぷりと入れられた氷なしタイプ。
つまみのほうは、iiさんおすすめの、つやつやと美しいセンマイ刺身(350円)をはじめ、自家製らしきお新香(250円。キュウリとナスのぬか漬け)や、夏らしくアジ刺身(500円)、ポン酢でいただくイワシ揚げ(270円)に、イカ焼き(350円)です。
この店は女店主と、それを手伝う女性の、合わせて2名で切り盛り。この二人が、注文を受けてからカウンター内の厨房で料理を作ってくれるのです。
軽く1時間ほどの立ち飲みは4人で3,160円(ひとりあたり790円)でした。
相鉄線で横浜駅まで戻ってくると、その相鉄線構内にあるのが、「うどんはさぬき、健康第一、塩分ひかえ目。汁は薄口博多風」という「星のうどん」です。横浜酒場巡りのシメタン(〆の炭水化物)は、やっぱりここでしょう。ここは店頭の自動販売機で食券を買っての立ち食いです。私は野菜かき揚げ天の乗った、野菜天うどん(370円)にします。
うどんの後は、各方面に帰るメンバーと別れながら、最後は地元の酒友・にっきーさんと鷺ノ宮駅に到着。反省会と称して、満席の「ペルル」にすべり込んで閉店(午後11時半)まで。それでも反省しきれず、「満月」に移動して、午前1時ごろまで、三連休の初日をたっぷりと楽しんだのでした。あぁ、よく飲んだ!
「星のうどん」野菜天うどん / 「ペルル」山うにクラッカー / 「満月」コーヒー割り
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