水餃子はワンタン風も … 中華料理「珉珉羊肉館(みんみんやんろうかん)」(渋谷)
渋谷マークシティ界隈の怪しい(?)酒場の中でも、群を抜いて怪しいのが中華料理の「細雪」と、ここ「珉珉羊肉館」だったのですが、中華の「細雪」(腸詰で有名)はどうやら店じまいをしてしまったようで(大衆酒場のほうの「細雪」は今もやってます!)、こちら「珉珉羊肉館」も、2階はインターネット・カフェとして生まれ変わるらしく、1階のカウンター席(10席ほど?)のみとなってしまいました。
皮肉なもので、2階もあったときには、1階もけっこう空(す)いているようだったのですが、1階だけになってからは、少なくとも私が見たときには、いつもお客さんがかなり入っているようです。
今日も、かろうじて空いていたカウンター席にすべり込み、サッポロラガービール大瓶(550円)と水餃子(6個530円)を注文すると、
「水餃子は、お湯に入れて焼餃子と同じようにタレで食べる方法と、塩で味付けしたスープに入れて、そのまま食べる方法とができますけど、どちらにしましょうか?」
と店主。この店は、この店主と、中国人らしき二人の料理人の、計3人で切り盛りしているようです。スープは、ラーメン用のスープなのだそうで、塩味スープでいただくほうを選びます。
1階だけの営業になってから、メニューの品数も減らした様子で、カウンター上に置かれたメニューも、マジックで消されているものが、けっこうあります。とはいえ、それまでの料理だけで76品というのが多すぎで、現在の40品目ほどというほうが、むしろ普通かもしれませんね。人気の焼餃子(6個530円)や、看板メニューの羊とニラ炒め(820円)などは、当然、残っています。
出された水餃子は、刻みネギも入れられていて、なんだかワンタン風。具の部分だけがワンタンから餃子に置き換わった、という感じです。レンゲでまずスープをいただいてみると、まさにさっぱりとした塩ラーメンのスープのよう。これはいいですねぇ。
餃子のメニューには、焼餃子(6個530円)、水餃子(6個530円)のほかに、スープ餃子(6個700円)というのもあります。今いただいている、塩スープの水餃子だって、十分にスープ餃子風なのに、スープ餃子のほうは、どういうものが出てくるんでしょうねぇ。野菜などが入って、もっともっとスープ風になるのかなぁ。
ビールをもう1本いただいて、1時間弱の滞在は1,630円でした。
水餃子(塩スープ) / 餃子の中身 / サッポロラガービール
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