年中無休24時間営業 … 中華料理「中国茶房8(ちゅうごくさぼうえいと)」(赤坂見附)
六本木本店、恵比寿店と、いつも満員のにぎわいを見せている「中国茶房8」(チャイニーズ・カフェ・エイト)の3号店が、赤坂にオープンしたのが今年の初め。(その他、新大久保の「餃子市」も姉妹店。)
「中国茶房8」は、酒のつまみに最適な小皿料理(前菜)51種類がすべて210円均一、水餃子も30種類すべてが1皿3個で105円均一。さらには名物の北京ダックも1羽分(鴨肉と野菜の炒め物、スープ付き)が3,680円という値段で楽しめるのが特長なのです。
ただし、飲み物はちょっと高め。たとえば瓶ビールは、アサヒスーパードライの中瓶が610円。生ビールはグラスで580円ですから、大衆酒場料金から見ると、かなり高い感じがします。このあたりで儲けを出して、小皿料理の安さをカバーしてるんでしょうか。紹興酒は300mlデカンタで820円、ボトル(720ml)で1,660円と、こちらは、まずまずかな。
この店の、もうひとつの大きな特長が、24時間営業、年中無休であるということ。1日中、いつでも中華料理をつまみに、お酒を飲むことができるのです!
そんな「中国茶房8」赤坂店にやって来たのは、土曜日の午後3時過ぎ。1フロア100坪、200人収容という店内は、この時間、さすがにガラガラで、たった1人いた先客が、ちょうどお勘定をして帰ろうとしているところ。
まずはビール(中瓶、610円)をもらって飲み始めると、この店で待ち合わせている酒友たちもすぐにやってきます。
小皿料理(前菜)からは、枝豆・大豆・落花生の三種和え(210円)と、牛ハチノスの醤油煮(210円)の2品を注文します。この小皿料理は210円ながら、量的にもけっこうしっかりとしていて、他にも、羊肉の串焼き、キュウリと豚耳の和え物、豚レバーの醤油煮、バンバンジー(棒々鶏絲)、豚足のニンニク和え、自家製腸詰め、広東風ゆでえびの冷菜、鶏砂肝のにこごり、豚タンの醤油煮などなど、引かれる品、多数なのです。
水餃子のほうも、ニンニクの芽、シイタケ、白菜漬け(酸菜)、ナス、青唐辛子、豆苗、大根、トマト、キムチ、エビ、たらこ、サザエ、サケなど30種類の具が選べる中から、今日は竹の子、セロリ、貝柱の3種を選びます。ここの水餃子は、注文してから作りはじめるのだそうで、できあがって来るのに、ちょっと時間がかかるのです。それでいて、どの具を選んでも3個1皿で105円。何もつけないで食べても、いい味がついているのです。
参考までに、小皿料理以外の普通のメニューは、たとえば、麻婆豆腐(四川風)が610円、キャベツと豚肉の辛口炒め(回鍋肉)が725円、豆苗炒めや、チンゲンサイとキノコの炒め物、ほうれん草とニンニクの炒め物などが735円、広東式酢豚が955円、海鮮おこげが1,240円などなど。こちらのほうは、町場の中華料理屋さんと同じくらい、といったことでしょうか。
最後に小皿をもう1品、と注文したのが、牛アキレスと葱の和え物(210円)。ねっとりとしたアキレス(牛筋)と、シャキッとした葱(白ネギ)の組み合わせがおもしろいですね。
1時間ちょっとの滞在は、ビールが5本に、小皿料理3品、水餃子3種で、3人で3,995円(ひとり1,330円ほど)でした。料金のうち、ビール代が5本で3,050円ですからねぇ。総額の実に76%を占めています。
「中国茶房8」赤坂店 / 瓶ビール / 枝豆、大豆、落花生の三種和え
牛ハチノスの醤油煮 / 水餃子(竹の子、セロリ、貝柱) / 牛アキレスと葱の和え物
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