濱の酒場めぐり(1) … 立ち飲み「福田フライ(ふくだふらい)」(横浜・桜木町)
土曜日の今日は、横浜地区でちょっとしたイベントがあり、宇ち中さん、H本さん、にっきーさんと4人で参加。雨が降りしきる中、屋台の模擬店で焼き鳥や海鮮焼き、餃子などを買ってきて、生ビール(200円)や、8割くらいが焼酎という、ものすごく濃いチューハイ(100円)などを、朝の10時半からガンガンと飲みまくりです!
イベントも終わって、「では二次会へ!」ということでやって来たのは、野毛(のげ)の入口で、土日は午後1時から営業している、立ち飲みの「福田フライ」です。
この店は昭和23(1948)年頃に開店し、創業時の店主が亡くなったあと、奥さんの福田サダ子さん(現店主)が切り盛りしている人気店。私がはじめてやってきたころ(2003年頃)は、屋台に毛が生えたような造りだったのですが、今は息子さんたちも手伝うようになって、比較的立派な(?)立ち飲み店になっているのです。
この店の不思議なところは、どこにも「福田フライ」の文字はないことです。福田さんがやってるから、「福田フライ」ということなんでしょうが、以前もどこにも「福田フライ」とは書かれておらず、現在の新しい店になってからも、店の表に「フライ屋」と書かれた置き電灯看板は出ているものの、やっぱり「福田フライ」とは書かれていません。
でも、なぜか野毛のみなさんたちは「福田フライ」と呼んだり、略して「FF(エフエフ)」と呼んだりしてるのでした。
そんな「福田フライ」に到着したのは、午後3時過ぎ。本当は、先に野毛で飲み始めていたGAさん、iiさんと合流したかったのですが、お二人はすでに飲み終えて帰宅された後でした。残念。
昼下がりのこの時間帯、お客さんは少なく、おかあさん(店主)もおらずという、この店にしては比較的静かな状態です。入口付近に4人で陣取り、思い思いに飲み物を注文。私はウイスキー水割り(450円)をもらいます。
ウイスキー水割りは、「ニッカブラック天然水割り」という300mlボトルで、氷入りのグラスと共に出されます。
つまみにはアサリ(120円)とアジ(120円)を揚げてもらいます。「福田フライ」あるいは「フライ屋」という店名からもわかるとおり、この店の名物はフライ(串揚げ)。ポテト、玉ネギなどの1串70円ものから始まって、エビ、串カツ、カキ、ウズラ玉子、ニンニクなど、ほとんどのものは1串120円。イワシ(150円)、クジラ(170円)の2品だけがスペシャル・プライスです。
ソースは揚げ終わった時点で、お店のほうでつけてくれます。選べるのは普通のソースや塩以外に、この店独自の「辛いソース」の3つ。人気の「辛いソース」はニンニク醤油+唐辛子らしいのですが、ものすごくニンニクが効いていて、後から自分でもニンニク臭いのが分かるほどの状態になります。でも、今日は土曜日なので、迷うことなく「辛いソース」を選択。それぞれ好みの品を揚げてもらって、ちょっとずつ取り分けながら食べ進みます。
追加でもらったのは白モツの鉄板焼き(350円)と、ナス(200円)とキュウリ(150円)の漬物です。漬物は、自家製のぬか漬。注文を受けてから、ぬか床から取り出して切ってくれるのです。
1時間ほど立ち飲んで、次へと向かいます。
ウイスキー水割り / 串揚げ / 白モツ鉄板焼き / 自家製ぬか漬
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コメント
はじめてコメントします。よっちゃんです。福田フライ、白モツおいしそうですね。日の出のとなりの戸部の人です。近くなのに知りませんでした。土日は昼からということでいってみたいのですが、一人でも大丈夫なフレンドリーなところですか?
投稿: よっちゃん | 2007.09.08 19:21