全国居酒屋紀行オフ会 … 創作料理「まるしげ夢葉家(まるしげむようや)」(赤坂)
旅チャンネルの長寿番組「全国居酒屋紀行」のオフ会が、赤坂の「まるしげ夢葉家」を貸しきって開催されました。幹事は、いつものとおり、この番組を担当されている居酒屋のオヤジさんこと、小川洋一さん。もちろん、太田和彦さんも、ご出席です。
会場は、「居酒屋紀行掲示板」での、オフ会のお知らせを見て集まった60人の、酒好き、酒場好き、そして太田さん好きの人たちで満席状態。
「まるしげ夢葉家」の店主からは、店内にあるお酒や焼酎は、どれでも飲んでくださいという、ありがたいお言葉があり、ビールで乾杯の後、日本酒の冷蔵庫を見に行ってみると、なんとまぁ、30本ほどの一升瓶(日本酒)が、ずらりとスタンバイされているではありませんか。さらにカウンターの横には、ずらりと並ぶ焼酎や泡盛も。
店内はテーブル席、座敷席を中心として、8席分程度の直線カウンターもあるスタイル。全体では75席あるそうですので、かなり大きいお店です。
そのカウンターの中では、料理を担当するおにいさんが、次から次へと料理を作ってくれます。カツオのたたきからはじまって、なめろう、へしこ、万願寺とうがらし、手割きのナスの漬物など、呑兵衛好みのする料理が並びます。さすがに『旬なもの創作料理』と謳(うた)うだけのことはありますね。
特筆ものは、くじらの竜田揚げ。中まで火が通っているのに、ものすごくやわらかい。
そして、焼酎にはテビチ(豚足の煮こみ)です。
いつものように、太田さんは自ら各テーブルを回って、積極的にみなさんとの交流を図ってくれます。
今回のオフ会は、平成11(1999)年にはじまった「全国居酒屋紀行」が、その後、今年5月末に最終回の放送を迎えた「ニッポン居酒屋紀行ファイナル」までの8年間の番組が一段落したのを機に行われたもの。オフ会の計画時には、まだ後続の番組は決まっていなかったのですが、オフ会の中で、次の番組の紹介が行われました。それによると、次の番組は、今年9月27日(木)から放送がはじまる「太田和彦の日本百名居酒屋」という番組で、2年間で全50話。つまり、1話あたり2軒ずつの名居酒屋が紹介されるんですね。第1回目の放送で取り上げられるのは「みますや」(神田)と「鍵屋」の2軒。言うまでもなく、いずれ劣らぬ東京の名店です。選ばれた100軒の店には、太田さんデザインの「百名盃(ひゃくめいはい)」という盃(さかずき)が贈られるのだそうです。
しかし、8年間の放送の間に、閉店してしまったり、代替わりされたお店があるのも、また事実。貴重な記録映像としても、今後、ますます番組が続いてほしいですね。
5時半からはじまったオフ会は、たっぷりと9時を過ぎるまで続きました。
改めまして、オフ会を企画・運営していただいた居酒屋のオヤジさんはじめ、スタッフのみなさん、そして主役の太田さん、さらには美味しいお酒、美味しい料理を提供してくださった「まるしげ夢葉家」のみなさん、本当にありがとうございました。
当日ご出席されたみなさん、楽しい時間をありがとうございました。また飲みましょうね!
冷蔵庫の日本酒群 / 焼酎や泡盛も / へしこ(焼いたもの)
テビチ(豚足の煮こみ) / 万願寺とうがらし / 茄子の漬物
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