横須賀ホッピーなみ! … 焼き鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
先週の土曜日から始まった夏休みも、早いもので今日(日曜日)で終わりです。あっという間の9日間でした。
昨、土曜日は、今回の夏休中、唯一の休肝日・休養日として、自宅でごろごろと過ごし、今日は、夏休みを締めくくる「よじかわ」(=開店時刻の午後4時に「川名」)です。同じく「よじかわ」にやって来た、地元の酒友・にっきーさんと合流し、奥の座敷席の1卓に陣取ります。
「今日も暑いですねぇ。大生(だいなま)いっちゃいますか!」
昨日の東京地方は、最高気温が34度、今日もそれに負けず劣らず、最高気温33度の猛暑日。こうなると、やっぱり生ビールをグイーッといきたいですよね。この店の生ビールはアサヒスーパードライで、大ジョッキが819円、中ジョッキが504円、小ジョッキが336円というラインナップ。
ワインや焼酎、ウイスキーをはじめとして、酒類の研究に余念のない、にっきーさんによると、生ビールのジョッキというのは規定があるわけではなくて、それぞれの店で勝手にジョッキを選んで、大・中・小と呼んでいるのだそうです。英国のパブが、必ず1パイント、または半パイントと量を決めて売ってるのと比べると、日本はいい加減なんですね。
「生ビール、お待たせしました」
店を手伝っているハルカさんが、ヨイショって感じで置いてくれた大ジョッキ。でかぁーいっ。
「これは、おそらく700mlくらい入ってますねぇ。大瓶よりも多いですよ。昔ながらの大ジョッキです」
と、にっきーさん。さっそくその大ジョッキで、ガッツンと乾杯し、ゴクゴクゴクゴクと、ビールを喉へ送り込みます。ッカァ~~~ッ、うまいっ。喉を鳴らして飲むとは、まさにこういうことですね。
お通し(サービス)のスイカに続いて、料理のほうは今日のホワイトボードメニューから、葉しょうが(168円)、イカ・ホタテみそ和え(231円)、新サンマ刺し(420円)を注文。
葉しょうがは、新しょうがが人の指くらいの大きさに育ったころ(初夏)に、葉をつけたまま収穫したものの総称だそうで、代表的な品種が谷中(やなか)しょうがなんだそうです。谷中しょうがは、茎のところが紅色になるのが特徴だそうで、今日の葉しょうがも、ちょっと紅色。これも谷中しょうがなのかな?
大ジョッキを飲み干して、2杯目の飲み物は、にっきーさんが生グレープフルーツサワー(336円)、私は氷なし赤ホッピー(336円)です。
新サンマ刺しは、姿造りよろしく尾頭の付いたサンマの中骨の上に、丸まる1尾分の刺身がクルリと円形に盛られていて、中央に、おろし生姜。まるで花のようです。
以前は294円くらいだった「川名」の刺身。最近は420円という価格設定で落ち着いてきました。その分、ネタがうんと良くなったように思います。420円でも、他の店の刺身の値段から比べると安いんですけどね。
「はい。これ食べて」
そう言いながら、らっきょと、イカ大根を持ってきてくれた店主。わきになにやら封筒を挟んでいます。
「ここに来てくれてる、お客さんが本を出したんだそうで、それに、この店も載ってるんですよ」
と、その封筒の中から1冊の本を取り出して見せてくれます。「泥酔ジャーナル」という、その本は、ロックンローラーの百々和宏(もも・かずひろ)さんという方が、ご自身が行ったことのある全国の酒処を紹介しているんだそうです。なんと、なんと、表紙の写真が、いきなり「川名」の店内ではありませんか!
先日はミニコミ紙「酒とつまみ」発行人の大竹聡(おおたけ・さとし)さんの「中央線で行く東京横断ホッピーマラソン」にも登場したし、このところ、メディア露出度が高まってますねぇ。
3杯目は、にっきーさんと一緒に氷なし黒ホッピー(336円)をいただきます。
ここのホッピーは、氷なしで注文すると、さりげなく三冷で、焼酎は源氏。生ビール用中ジョッキに多めに入れられた焼酎は、残りの部分にホッピー(外)を入れて、全部入りきるかどうかというくらいまで、焼酎が入っているのです。つまり! 濃さで評判の横須賀ホッピーとほぼ同じです!
「川名のホッピーは、なんだかよく効くんだよねー」
そんな話もよく耳にしますが、当然ともいえる濃さなんですね。気をつけて飲まなければ。
4杯目となる最後の1杯は、にっきーさんはウコンハイ(336円)で、私は酎ハイ(生レモン)(336円)でしめて、本日のお勘定は、ふたりで4,473円(ひとりあたり2,240円ほど)でした。午後7時まで、ゆっくりし過ぎの「よじかわ」でした。
さぁ、明日から仕事だ!
生ビール大ジョッキふたつ / 葉しょうが / いかほたてみそ和え
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初めまして。中央線、西武線がホームグランドの自分にとってバイブルと言えるブログです。勝手に師匠と呼ばせて戴いておりますご無礼ご容赦下さいませ。毎週楽しみにしております。本日自分は、12:00から中野駅北口ふれあいロードの「ぢどり屋」で昼呑み開始。地鶏タタキでホッピーが進んで困り?ます。柚子胡椒とポン酢で食べるタタキは最高でした。お約束の外1中3で終了〜。その後、荻窪「鳥もと」で皮ピーマン二本と瓶ビール大で締め。2件で2144円の充実した休日昼呑みでした。今度は「にぢどり」〜「よじかわ」の休日ゴールデンコースを楽しみたいと思ってます。
投稿: だにL | 2007.09.09 15:49