ラーメン切れも解消? … ラーメン「御天(ごてん)」(下井草)
故郷(いなか)への帰省を終えてのモツ切れ、ラーメン切れ。ひとまずモツ切れを解消して、続いてはラーメン切れ解消に向けて、再び電車(西武新宿線)に乗り込み、下井草(しもいぐさ)へ。にっきーさん、ふじもとさんと3人で向かった先は、長浜ラーメンの「御天」です。
ただ単にラーメンを食べるというよりは、ひとしきり飲んで食べて、最後をラーメンで締めくくりたいですからねぇ。その点、「御天」であれば、飲み物も食べ物も豊富だし、地下に焼酎バーである「ゴテンズバー」までありますもんね。
そんなわけで、今日も、まずは地下のバーで、小一時間ほど焼酎をロックでいただいてから、地上に上がります。
そろそろ日付けが変わる店内は、電車のお客さんたちが減ってきたところで、すんなりと入れます。これから閉店時刻(午前3時)までの間に、最後はこの店で締(し)めようという地元のお客さんたちが続々とやってくるのでした。
3人で奥のテーブル席に座って、いつものように、ここでもまた飲み物と、つまみから。私は玉露ハイ(400円)、にっきーさんと、ふじもとさんはシークワーサハイ(400円)の甘くないのをもらいます。つまみはもちろん、せん菜炒め(550円)。この店に来たら、はずせない定番ですね。他の店では見かけたことがありません。
ところがっ!
山盛りの、せん菜炒めをシャクシャクといただきながら玉露ハイを飲んでいるところで、今日は早い夕方から飲み始めたという、にっきーさんの目がトロリ。ありゃりゃ、と思ううちに、スゥーッと睡眠の世界に入っていきます。出たっ! にっきーさんの得意技、「微動だにせず睡眠」。さっきまで飲んでいたのと同じ状態で、そのまま睡眠に入り、ピタッと静止。舟をこいだり、身体がカクッとなったりすることがないのです。この技を習得すると、酒場よりもむしろ、会社生活で非常に役立ちそうです(爆)。
「にっきーさんが復活したらラーメンということにして、それまではもうちょっと飲みましょう!」
なにしろ、そこらの居酒屋にも負けないくらい料理の品ぞろえも豊富なので、飲むのに困ることはありません。向こうのカップルが食べているブロッコリーも美味しそうなので、まずはそれをいただきましょう。
茹で立てブロッコリー(300円)は、注文を受けてからサッと茹で上げたブロッコリーが、お皿に4個。マヨネーズもたっぷりと添えられます。「これもどうぞ」と出してくれた、もう1皿は、ブロッコリーの大きさがそろっていないものや、芯の部分をスライスして一緒に茹でたもの。なにしろ、にっきーさんが大常連さんなので、ちょっとサービスしてくれたんですね。ありがとうございます。
ここで玉露ハイ(400円)もおかわりです。他にもいろんな飲み物があるんですが、このところ、玉露ハイがすっかりお気に入り。どんな料理にも合いますもんね。
ブロッコリーを食べ終わっても、まだ、にっきーさんは復活せず、さらに料理の追加です。今度は手羽先の煮込み(1本100円)を2本と、さつまあげ(300円)です。
手羽先の煮込みは、そのままの形で煮込まれた手羽先全体が1本分。よく煮込まれていて、身離れもよく、トロットロ。さつまあげのほうは、それぞれ違う具の入った、小ぶりのさつまあげがコロコロと6個。横には、おろし生姜が添えられています。こりゃまた、いいつまみですねぇ。
我われが入ってきたときは、比較的すいてたのですが、午前2時が近くなるにつれて、どんどんお客さんが増えてきます。もちろん、我われのような呑ん兵衛ばかりではなくて、純粋に食事だけのお客さんも多い。食事だけのお客さんは、なにしろラーメン屋さんだけに回転が速いのですが、呑ん兵衛は回転が悪いので、夜中の店内は込み合うのです。そろそろ入れない人も出てきたようなので、今日のところはラーメンは断念しますか。
まだまだ睡眠モードの、にっきーさんを起こしつつ、お勘定をお願いすると、3人(2人+1杯?)で3,350円(ひとりあたり1,120円ほど)。
念願のラーメンは食べられませんでしたが、とんこつの香り漂う「御天」の店内に、たっぷりと2時間座っていたので、身体の表面から皮膚呼吸で、とんこつ成分が入ってきちゃったかも! 少なくとも、服にはたっぷりと、とんこつスープの匂いが染み込んでいます。自分の服から漂ってくる濃厚な香りに包まれながら、なんだかラーメン切れも解消した気分で家路についたのでした。
「ゴテンズバー」で兼八ロック / 「御天」で玉露割りなど / せん菜炒め
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コメント
すいませんでした!!
投稿: にっきー | 2007.09.16 17:03