禁断の金曜フルコース … バー「ペルル」(鷺ノ宮)など
「ほ里乃家」を出たのが、午後10時半。西武新宿線・鷺ノ宮駅を反対側に渡り、2軒目は駅北口の「居酒屋ペルル」です。この店は午後11時半ピシャリまでの営業なので、あと1時間ほど楽しめますね。
昭和35(1960)年創業の「ペルル」を、創業時から一貫して切り盛りするのは、昭和2年生まれ、今年でちょうど80歳の店主(マスター)、古川さんです。
アニメ「笑ゥせぇるすまん」の主人公である、喪黒福造(もぐろふくぞう)の行きつけのバー「魔の巣」のモデルになったという、このお店。「魔の巣」のマスターは、古川さんそっくりに描かれています。「魔の巣」のマスターは、とっても無口。古川さんは、しゃべりがとても楽しい方なので、その点は異なっていますよね。
カウンター10席程度のみの店内を、店主の古川さんと、曜日替わりのお手伝い女性1名の、計2名で切り盛りしているのです。
飲み物は1杯500円前後、食べ物も1品500円前後で、「居酒屋ペルル」という看板どおり、チャージやチャームもないので、お会計は自分の飲み食いしたものを単純に足し算した金額。本当にリーズナブルに楽しむことができるお店なのです。
馴染みになったお客さんの多くは、1本4,500~5,000円のボトルをキープしていています。このボトルがあると、500円の氷代、水代を払うだけで、ボトルの続く限り何杯でも飲むことができるのです。氷や水(水道水?)もどんどん追加してくれます。そんなわけで、ボトルがあって、料理はあまり注文しない私は、ほとんどの場合、お勘定は500円なのでした。儲からない客ですみません。
閉店まで「ペルル」で過ごした後は、その「ペルル」店内で合流したにっきーさんと「満月」に流れます。金曜、午後11時半過ぎの「満月」の店内も、「ペルル」と同じく、ほとんど見知った顔ばかりで、なおとんさんや、ふじもとさんの姿も見えます。
カウンター上段に並ぶ大皿料理から、野菜や豆腐も入っていて、やさしい味のもつ煮込み(300円)や、砂肝炒め(300円)、コンビーフ炒め(400円)などをもらって、コーヒー割り(300円)です。
わいわいと楽しく過ごすうちに、どんどん酔いも回ってきて「よーし、もう1軒!」と、にっきーさん行きつけの「ゴテンズバー」から、最後は「御天」で、せん菜炒め(550円)からラーメン(680円)に至るという、金曜日の禁断のフルコースの道をたどり、自宅に着いたのは午前3時半でした。うぅーっ、よく飲んだ。
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コメント
初めまして。
以前からちらちらとブログを拝見させて頂いておりました。
とても魅力的なお店が多く、少しずつですが制覇していきたいと意気込んで(ちょっと大げさですが)おります。
今、一番興味があるお店は「ペルル」さんです。
ぜひ、魔の巣のマスターのモデルになったご主人にお会いして
駄洒落の連発をお聴きしたいと思っております。
実は、ペルルまでは、徒歩5分ちょっとの所に住んでおりますが、お邪魔したことがないんです。
一人では行きづらいので、もし、お邪魔でなかったら
ご一緒させて頂けると嬉しいなぁ・・・と思い、
勇気をだしてコメントさせて頂いております。
もしくは、女性一人で伺った際のアドバイスなどを
ご教示頂けると幸いにございます。
投稿: yuka-.-yuka | 2007.12.17 21:27